さて、ボルツァーノに到着して3日目のお昼は、「Vino in Valle〜ヴァッレ・ダオスタのワイン」という本を出版したファブリツィオ・ガッリーノを囲む昼食会でした。
「Autochtona」の会場・フィエラボルツァーノに隣接するフォーポインツ・バイ・シェラトン内のレストラン「Valier」で行われました。ボルツァーノ入りした日に夕食をとったレストランです。
アンティパストにはサラダブュッフェ、プリモはファルファッレの野菜ソース又はイカとペーストのガルガネッリ(エミリア・ロマーニャ地方のペンネに似た卵入りパスタ)、セコンドは黒鯛のグリル・ポテトと野菜添え又は牛肉のステーキ・ポテトと野菜添えが用意され、何をどれだけ頼んでも良かったのですが、連日の会食続きで胃は常に満杯。夜もレストランでの夕食会が控えているので、ここは大人しく黒鯛のグリルのみにしました。
こちらが黒鯛。アルトアディジェに来て肉続きだったので、久しぶりの魚は美味しいですね。
友人の間では大食いで通っている私。でもさすがに1日目の夜はアンティ・セコンド・ドルチェ、2日目の昼&夜は2食共アンティ・プリモ・セコンド・ドルチェのフルコース。朝はホテルで朝食ビュッフェ(沢山食べないわけがない)。合間に展示会での試食まで食べていれば、いくらなんでもお腹の空く時間がないというもの。展示会の試食くらい控えればいいのに、それも食べてしまうって、自分の食いしん坊ぶりが恐ろしいです。
小さい頃からこうなので、生まれながらの食いしん坊ですね。血筋なので仕方ありません。
我が家は母も姉もケーキやお菓子が大好きで、大きなものを分ける時は4等分にし、ジャンケンで勝った人から好きなものを選んでいくというのが昔からのルール。しかもどれが1番大きいかを選ぶ時は皆真剣。私と姉が小さい頃から、子供に好きなものを選ばせるのではなく母もこのジャンケンにいつも参加するのですから恐るべし。さすがに父は我々女子に圧倒され、いつも最後に残ったものを食べていました。
日本に帰ると今でもこのルールが活躍している我が家。私は大好物でない限り「最後でいいから、みな好きなのを取って」と言うようになりました。私も大人になったものです。
ワインは本にちなんでヴァッレ・ダオスタのワイン。
こちらが著者のファブリツィオ氏。AISとONAVのソムリエでこれが彼の初出版本。本の中では41生産者・224種類のワインを紹介する他、ヴァッレ・ダオスタ地方に点在する城、教会、ワイナリーから食に至るまで言及しています。
トリノの出版社「Giramondo Gourmand」より発刊。トリノはお隣のピエモンテ州にあります。地元のワイン本なのに、ヴァッレ・ダオスタで出版してくれる発行元がいなかったという皮肉な話。
まだ読んでいませんが、興味深いです。
↓ワンクリックで応援して下さい
人気ブログランキングへ