イタリアワインのこころ

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カテゴリ:アンテプリマ・トスカーナワイン( 2 )

キャンティ・クラッシコワイン試飲会の舞台裏 (才能応援プロジェクト ウェブライター部門)

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2月14日のキャンティを皮切りに、23日のブルネッロ・ディ・モンタルチーノまで、10日間に渡って行なわれたトスカーナワインの試飲会。
世界各国からジャーナリストやバイヤー、インポーターが集まり、今年市場に出回るワインを試飲します。
ソムリエの仕事で1番好きなのが、この期間に行なわれるキャンティ・クラッシコの試飲会『Chianti Classico Collection』です。

今年は17・18日の2日間でした。
大きなイベントなのでフィレンツェのみでなく、グローセットやルッカ、アレッツォ等から2日間で総勢60名程のソムリエが召集されます。
1日目、私は意味も無く朝の8時前に1番乗りしてしまったので(こんなことならバールでコーヒー飲んでくるんだった!)、誰もいない会場で写真撮影。

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350種のキャンティ・クラッシコワイン。各種6本ずつ計2100本のワインが台の上に並んでいる様は壮観です。

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我々ソムリエは2時間前に会場入りし、700本の抜栓&チェックをします。

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こちら、フィレンツェ組。

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ワイン台の両側には6人掛けのテーブルが左右22台ずつ。264人のジャーナリストに対応できます。
ソムリエはジャーナリストに指定されたワインを1度に6本、ワイン台からテーブルまで運びグラスにサービスします。

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それにはこのキャンティ・クラッシコの黒雄鶏マークが付いたラックが大活躍。
これがあれば、1度に6本難なく運べます。
難なく・・・ではないですね。
開始直後でワインが全く減っていない時は、約1,3kgX6本=7,8kgもあるのです。
だんだんワインの量が減ってくるといえども、5kg前後のラックを持って1日にワイン台とテーブルの間を何往復もするのはかなりいい運動です。

10時間半の労働時間中、お昼休憩30分+コーヒー休憩10分のみ。
それ以外はずーっと立ちっぱなし。
怠け者というイメージが定着しているイタリア人ですが、やる時はやります!(笑)


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by italiawine | 2015-02-26 10:44 | アンテプリマ・トスカーナワイン

トスカーナワイン・イベント週間〜Buy Wineでの仕事

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毎年2月になると、トスカーナワインの新ヴィンテージのお披露目会が10日間程に渡って繰り広げられます。
私がAIS (イタリアソムリエ協会)のフィレンツェコースに通ったのが7年前の2007年。当時ドウォーモ広場のエノテカで働いていた私。ワインには興味があったけれどあまりに学ぶことが多そうで、どこから始めていいのかわかりませんでした。
そんな時、同居人の日本人の男の子がソムリエコースに通うと聞き、それなら私もと手続きをしたのでした。
コースの開催場所はフィレンツェのアルノ川沿いに建つ「ホテル・エクセルシオール」。家から歩いて3分という立地も通うにはもってこいでした。
コースは1・2・3レベルに分かれており、それぞれのレベルが15のレッスンから成り立ち、計45レッスン通うことになります。週1〜2回のレッスンなので、1レッスン2〜3ヶ月掛かります。レッスンは昼15時〜17時、夜20時半〜22時半の部があり、好きな部に通えます。
フィレンツェにはこのAISの他にFISER、Santuccioという組織のソムリエコースがあります。 値段は他に比べて高いですが、 唯一AISのコースが国家資格であり、最も名前の知られた組織です。
全てのコースを終えて筆記&口頭試験をパスすると晴れてソムリエ誕生となります。
ソムリエになると、様々なワインイベントや晩餐会・結婚式などへの仕事依頼があり、このトスカーナワインの新お披露目会も重要な仕事の一つです。

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1本目の仕事は2月15日。
「Buy Wine」主催で、キャンティ協会やブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会、コルトーナワイン協会などトスカーナの18協会のワインの紹介です。
私が担当したのは写真の「ヴァル・ディ・コルニア・ワイン協会」。20数種のワインをサービスします。

招待客は世界各国のワインジャーナリストと生産者を合わせて約400名。
イタリア各地にはかつて貴族の住居であった大邸宅がそこかしこにあり、現在では様々なイベントや結婚式に利用される所も多いです。おとぎ話に出てくるようなお屋敷ばかりで、見るだけでも楽しいもの。普段はなかなか機会のない場所を訪問できるのも、この仕事の魅力の1つです。
この日の会場は、フィレンツェ中心地からすぐ北東にあるモンタルト邸。門から屋敷まで車で行くというのがまず庶民の家と違います(笑)。

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神戸の北野や横浜元町の洋館っぽいですね。

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階段上の踊り場にはレトロなエレベーターが。

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ビュッフェの用意された部屋。壁の装飾がとっても素敵です。

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天井は空色に塗られ、天窓のよう。鳥が飛んでいます。

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壁の1部に鏡がはめ込まれ、中央には鳥かごが。この部屋は全体的に鳥かごの中にいるような雰囲気になっています。

ワインの用意された部屋は人で溢れかえっていましたが、友好的なジャーナリストが多く、和やかな夜となりました。

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by italiawine | 2014-03-07 08:19 | アンテプリマ・トスカーナワイン