イタリアワインのこころ

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カテゴリ:ワイン( 20 )

シエナで立ち寄りたいエノテカ "エンポリオ・メディテッラネオ"

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ブルネッロの試飲を終え、シエナへと向かいます。

助手席の友人が、運転をしてくれている友人とお喋りをしてくれているのをいいことに、後ろで30分ほど爆睡してしまいました。すみません。。。


小1時間程でシエナに着き、我々が向かったのは、

【キャンペーン】私の「HOT」なモノ・コトランキング ということで、

モンタルチーノへ連れて行ってくれた日本の友人がイタリア人と共同経営をするエノテカ。ずっと来たかったのが、やっと来られました!カンポ広場の脇を入ってすぐという、とても立地の良い場所にあります。

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建物は、シエナの貴族であり銀行家のキージ家の物だったそう。ローマのパラッォツ・キージで有名ですね。そのせいか、アーチ状になった天井は高く、装飾も品格があり素敵です。冒頭の写真の、ボトル用スペースにも一つ一つライトがあって、それぞれのワインをライトアップ。新しいお店って違いますね。うちの古いエノテカとは大違い。まあ、うちのも味があると言えなくもないですが。。。


店内での各種ワインテイスティングは勿論、ワイナリー見学を始め、モンタルチーノやモンテプルチャーノ、サン・ジミニャーノやヴォルテッラといった、車がないと行きにくいトスカーナを代表する地域へのツアーも行っているそうです。


トレンティーノのスプマンテ、トレントDOCに精通したイタリア人スタッフもいて、スプマンテも色々揃っていました。

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こちらはトレントDOCではないですが、ヴェネト州トレヴィーゾのアストリア社による、寿司や刺身に合うように作られたワイン「Yu 寿司スパークリング」。ご馳走になってしまいました。アルコール度も10~11%程度と、飲みやすいワインです。

「司」の字の始まりが少し短いのはご愛嬌。


シエナに行かれる方、是非立ち寄ってみて下さいね。


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Emporio Mediterraneo
Via del Casato di Sotto 11, Siena
Tel 0577-46091

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by italiawine | 2017-02-22 22:16 | ワイン

『Le Volpi e l'Uva』のチーロのワイン

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私の職場のワインショップ『Le Volpi e l'Uva〜レ・ヴォルピ・エ・ルーヴァ』のオーナーの1人、チーロが、ワインの専門家である友人2人と2年前に始めたワイン造り。

標高612m、キャンティ地方のラーモレにある古い葡萄畑。
そこで2013年に収穫したサンジョヴェーゼ100%で作った、彼等の初めてのワインです。

ステンレススティール、アンフォラ(トスカーナ地方で有名な素焼きの壷・テラコッタ)、大樽での熟成を経て出来上がりました。
農薬は一切使用していません。

醸造家のアドリアーノ、今年のシャンパン大使に選ばれたベルナルド、そしてチーロのそれぞれの頭文字をとって『l'ABC』と名付けられました。

生産本数は僅か778本。
後に彼等が偉大なワインを造るようになった暁には、幻の1本となるでしょうね。
あ、でも全部飲んじゃった(笑)。

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by italiawine | 2016-01-12 19:53 | ワイン

スプマンテ・フランチャコルタの試飲会

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ちょうど1週間前、「スプマンテ・フランチャコルタ」の試飲会がありました。
スプマンテはイタリアで作られるスパークリングワインの1つ。
フランスのシャンパンと同じ、瓶内二次発酵で作られるタイプで、フランチャコルタは北伊ロンバルディア州ブレシャが産地です。

ジャーナリストとワイン関係者は16時の開場。
一般開場の18時と重なりますが、仕事の終わる18時からゆっくり行こうと思っていたら、職場のワインショップのオーナーが「行く?」と言うので、お店を1時間だけ閉めて16時から行くことになりました。

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一般開場前は空いているのであまり並ばずに試飲できるのがメリット。
生産者達も熱心に対応してくれます。

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こちらはBRUTブリュットタイプ。辛口です。
フランチャコルタは辛い順に
Pas Dosé, Extra Brut, Brut, Extra Dry, Sec o Dry, Demi-Sec と種類があるので、買う際に参考になさって下さいな。

ここ1年程試飲会をさぼっていたので、久しぶりに会う友人があまりに多く、試飲が全くはかどらず。。。ワインの写真も2枚のみですみません。

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食べ放題の生ハム。こんなの日本に永住帰国後(いつかわからないけど)に出会ったら、1時間くらい前から離れないでしょうが、環境とは恐ろしいもので、1枚だけもらっておしまい。
お腹空いてないし、お店に戻ればいくらでも食べられるし〜。って、今だけ言える贅沢でしょうね。

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こちらのパルミジャーノなんて食べもしません。
日本にいるパルミジャーノ大好きな姉が見たら、怒られること間違いなしの対応ですね(笑)。

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イタリアソムリエ協会AIS仲間のステファノ。
仲間が20人くらいいたのでさすがに全員の写真は撮れず、最初に会った彼のみにしました。
私もそろそろAISの仕事に復帰しようかな。


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by italiawine | 2015-12-01 08:59 | ワイン

イタリアワインのガイド本「ガンベロ・ロッソ」の仕事(わたしのお気に入り)

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イタリアワインのガイド本『ガンベロ・ロッソ』。
毎年この時期になると、秋に出版される号に載せるワインの試飲が行なわれます。
トスカーナ州ワインの試飲を担当するのは友人のレオナルド・ロマネッリとフランコ。
私が協力するキャンティ・コッリ・フィオレンティーニ協会のワインだけでも試飲するワインが80本程あります。トスカーナ全土といったら一体どれだけのワインを試飲するのでしょう。羨ましい仕事ですが、とてもハードでもあります。

4年前に初めて仕事のオファーを受けた際は別の仕事との都合が付かずに断ったのですが、3年前からは毎年お手伝いさせてもらっています。
私の仕事は、80本のワインを抜栓して状態を確認し、ガンベロロッソの2人の試飲者にワインをサーブすること。
初年の会場はマレンキーニ、昨年はラ・クエルチェ。今年はカステルヴェッキオと、毎年ワイナリーを変えて行ないます。
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ協会とはイベントの度に仕事をしているので、カステルヴェッキオのワインはよく知っているのですが、ワイナリー訪問は初めて。
フィレンツェから車で30分のサン・カッシャーノ・ヴァール・ディ・ペーザにあります。緑が多くとてものんびりした所。

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屋敷の前にメルローの葡萄畑と、左にオリーブ畑が広がります。
テラスも庭園も広く、素敵な場所です。

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外に設置されているステンレスタンクをテラスから見たところ。

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葡萄品種ごとに分けて寝かせている木樽。

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出荷を待つワインケースのある部屋は昔からある古い邸宅の一部。この壁は2mもの厚さがあり、ワインの貯蔵にはもってこいだそう。

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こちらが試飲室。

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生産者がわからないよう、ラベルをアルミで隠したボトル。
1〜80番まで番号が振られています。
1人で80本を開けてチェックするのは、キャンティ・クラッシコのアンテプリマより多いかも。16時半開始の1時間前に着いたものの、担当者の用事が済むまでワイナリーを案内してもらっていたので、残るは正味30分。1本につき22秒でコルクを開けて味のチェックをするなんて不可能なんですけど。
途中からカステルヴェッキオのフィリッポが抜栓のみ手伝ってくれ、どうにか16時40分に全て終了。
なのに試飲者が到着しない。連絡をしたところ、どうやら遅れてくるらしい。
まあイタリアだもんね。
30分くらいの遅れかと思いきや、1時間経っても現れず。「本当に来るのかねぇ。」『こんなことなら朝一開催にすれば良かった。』「もし来なかったらこの開けたワインどうする?」などと言っている頃にようやく登場の2人。なんと1時間半の遅れ。ありえない・・・。イタリアならありえるか・・・。

赤から白、ロゼ、デザートワインと試飲して終了したのは21時前。

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でもお陰で綺麗な夕焼けが見えました。
この後は皆で夕食を食べに行ったので、次回はそちらの模様をお伝えします。

じゃあ次も見なくちゃ!と思って下さった方!
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こちらのワイナリー「カステルヴェッキオ」はアグリツーリズモも経営しています。
Fattoria Castelvecchio
Via Certaldese, 30
50026 San Casciano Val di Pesa, Firenze
TEL 055-8248032
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by italiawine | 2014-06-06 06:58 | ワイン

ソムリエコース・最終試験前の夕食会

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私の所属するイタリアソムリエ協会AIS。
1〜3まであるコースの最終コースが終盤で、昨夜夕食会が開かれました。
といってもただの楽しい夕食会ではなく、ワインと料理のマリアージュの勉強会。

会場は、コースが行なわれていたメディテッラーネアホテルのレストラン。
私も今回は卒業生として、食事中にワインをサービスするお手伝い。

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レストランの一部が日本庭園風?

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この暖炉、偽物っぽい火なのに手を近付けると暖かいんです。どういう仕組みなんでしょう。

20時に始まるロビーラウンジでのアペリティーヴォに合わせて19時に会場入り。
って、いつも早いんですよね、この集合時間。やることはテーブルの振り分けと各自4本のワインの抜栓にワインの移動。1時間も必要なのだろうか。
今年の2月頃に行なわれたイベントには開始時間の3時間も前に集合させられ、さすがに皆手持ち無沙汰。『時は金なり』という言葉はこの国に通用しないのでしょうか。

さて、身内のグチはおいといて、アペリティーヴォが始まりました。
担当は私と同僚の男性2人の計3人。
ロンバルディア州のスプマンテ(発砲ワイン)、BerlucchiのフランチャコルタBrut 2008をコース生の皆さんに振る舞います。
いつも行くバールで働く男の子もコース生の1人で「このホテルで働いているの?」と聞かれました。そうじゃないってば!あなた達のためにタダ働き 無料奉仕 お手伝いしているんです!(笑)

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21時にはレストランに移動して夕食会の始まりです。
マルケ州のVerdicchio di Castelli di Iesi 〜 ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージを作っているフェリーチ夫妻と、トスカーナ州マレンマの Tenuta Monteti 〜 テヌータ・モンテーティの生産者の方が、今夜出されるワインの作り手として招待されました。
これらのワインはアンティパストとセコンドにそれぞれ合わされ、私の友人のワイナリーPodere Fortuna 〜 ポデーレ・フォルトゥーナのピノ・ネーロがプリモと、シチリアはCaravaglio 〜 カラヴァリィオのパッシートがドルチェとのマリアージュでした。

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料理の出てくるのがとーってもとーっても遅く、23時に終了予定だったところが24時。皆さんお疲れさまでした。
そしてコース生の皆さん、間際に迫った終了試験、頑張って下さいね!!



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by italiawine | 2014-05-28 07:37 | ワイン

“un gallo, un territorio, molte anime” キャンティ・クラッシコ討論会

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ワインと食のプロモーションを手がけるエノクラブ・シエナのダヴィデ・ボヌッチが企画した、キャンティ・クラッシコの生産者30名とワイン40種を集めた討論会が昨日、フィレンツェのフォーシーズンズホテルで開催されました。

我が家から徒歩で10分程のフォーシーズンズ。いつもなら徒歩で行きますが、フィレンツェの中心地で最も豪華なホテルへ行くならエレガントでなきゃと張り切って11cmヒールのグッチのパンプスを着用。ブーツやサンダルなら11cmでもへっちゃらですが、オープントゥといえども私の苦手なパンプス。しかも私のサイズがなくて少々きついのに目をつむって購入した代物。やっぱり足が痛くなり広げてもらってもまだ痛く、でもこれ以上やると踵がスポスポ抜けちゃうのでできず・・・。そんなパンプスなのでバスで行こうと思ったら、この日は1日中バスのショーペロ。ひえ〜何てついてないんだ。歩きました、仕方なく(泣)。フィレンツェの歩きにくい石畳をこんな靴で!10分のはずが15分以上掛かっちゃいました。

ホテルに入るなり、クリスマスデコレーションでお伽の国と化したラウンジにうっとり。でもショーペロとパンプスのせいで遅れて着いたので、すぐに2階の会場へ。

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ちょっぴり狭めの廊下でアペリティーヴォ。スプマンテのロゼと、フェルモのロゼ。ワイン名を聞いたカメリエレがフランス人で、フランス語訛りのイタリア語で答えるので、Rが独特の(痰を吐くようにと昔先生に教わった)発音でよくわかりませんでした(笑)。
料理はビュッフェ形式かと思いきや、カメリエレがお皿を持ちながら練り歩くシステム。しかも1つのポーションがミニサイズ。カメリエレが通る度に手を伸ばしたけれど、ちっとも満腹にならない。これから21時まで3時間セミナーがあるのにお腹空いちゃうよ〜。しかも今夜はこのアペで夕食のつもりだったのに・・・。

アペ時間が終わり、シャンデリアのぶら下がるお隣りのゴージャスな部屋へ。
Cigliano, Villa Calcinaia, Le Cinciole, Lamole, Castello di Monsanto, Monteraponi, Bibbiano, Badia a Coltibuono, Felsinaといった9つのワイナリーの生産者がそれぞれの土地の違いについて説明をしました。

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Badia a Coltibuono のRoberto Stucchi Prinetti氏

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Monteraponi のMichele Braganti氏。左が主催者のDavide。

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Felsina のGiovanni Poggiali氏。

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Montevertine のMartino Manetti氏。

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こちらが40種類のワインの一部。
今年、キャンティ・クラッシコの新しい格付けが導入されました。今までの「キャンティ・クラッシコ・アンナータ」、「キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ」に加え、その上のカテゴリー「キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ」の導入です。この新カテゴリー「gran selezione」のワインは、他の土地から運ばれた葡萄やワインを混ぜることなく、ワイナリーのある土地で生産された葡萄のみから作られたワインで、30ヶ月以上+ボトル内で3ヶ月以上の熟成が必要とされます。
この新格付けにはあまり意味を見いださず、ボルゴーニュのように地域名をラベル表記し地域を特化することが必要だと唱える生産者が多く、最後は生産者だけではなく、ジャーナリストやレストラン経営者らも発言して興味深い討論会となりました。


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by italiawine | 2013-12-06 23:47 | ワイン

ボルツァーノ日記 6 〜 ヴァッレ・ダオスタのワイン本

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さて、ボルツァーノに到着して3日目のお昼は、「Vino in Valle〜ヴァッレ・ダオスタのワイン」という本を出版したファブリツィオ・ガッリーノを囲む昼食会でした。
「Autochtona」の会場・フィエラボルツァーノに隣接するフォーポインツ・バイ・シェラトン内のレストラン「Valier」で行われました。ボルツァーノ入りした日に夕食をとったレストランです。

アンティパストにはサラダブュッフェ、プリモはファルファッレの野菜ソース又はイカとペーストのガルガネッリ(エミリア・ロマーニャ地方のペンネに似た卵入りパスタ)、セコンドは黒鯛のグリル・ポテトと野菜添え又は牛肉のステーキ・ポテトと野菜添えが用意され、何をどれだけ頼んでも良かったのですが、連日の会食続きで胃は常に満杯。夜もレストランでの夕食会が控えているので、ここは大人しく黒鯛のグリルのみにしました。

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こちらが黒鯛。アルトアディジェに来て肉続きだったので、久しぶりの魚は美味しいですね。

友人の間では大食いで通っている私。でもさすがに1日目の夜はアンティ・セコンド・ドルチェ、2日目の昼&夜は2食共アンティ・プリモ・セコンド・ドルチェのフルコース。朝はホテルで朝食ビュッフェ(沢山食べないわけがない)。合間に展示会での試食まで食べていれば、いくらなんでもお腹の空く時間がないというもの。展示会の試食くらい控えればいいのに、それも食べてしまうって、自分の食いしん坊ぶりが恐ろしいです。
小さい頃からこうなので、生まれながらの食いしん坊ですね。血筋なので仕方ありません。
我が家は母も姉もケーキやお菓子が大好きで、大きなものを分ける時は4等分にし、ジャンケンで勝った人から好きなものを選んでいくというのが昔からのルール。しかもどれが1番大きいかを選ぶ時は皆真剣。私と姉が小さい頃から、子供に好きなものを選ばせるのではなく母もこのジャンケンにいつも参加するのですから恐るべし。さすがに父は我々女子に圧倒され、いつも最後に残ったものを食べていました。
日本に帰ると今でもこのルールが活躍している我が家。私は大好物でない限り「最後でいいから、みな好きなのを取って」と言うようになりました。私も大人になったものです。

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ワインは本にちなんでヴァッレ・ダオスタのワイン。

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こちらが著者のファブリツィオ氏。AISとONAVのソムリエでこれが彼の初出版本。本の中では41生産者・224種類のワインを紹介する他、ヴァッレ・ダオスタ地方に点在する城、教会、ワイナリーから食に至るまで言及しています。
トリノの出版社「Giramondo Gourmand」より発刊。トリノはお隣のピエモンテ州にあります。地元のワイン本なのに、ヴァッレ・ダオスタで出版してくれる発行元がいなかったという皮肉な話。
まだ読んでいませんが、興味深いです。

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by italiawine | 2013-12-04 00:35 | ワイン

ボルツァーノ日記 5〜 土着品種ワイン・フォーラム

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ボルツァーノ日記の続きです。
今日はメインの「Forum dei vini autoctoni〜 土着品種ワイン・フォーラム 」についてです。イタリアには沢山の土着品種ブドウがあります。つまり、その土地で生まれ育ったその土地独自のブドウ品種ですね。このフォーラムには、そんな土着品種ブドウを使って生産したワインがイタリア中から集められました。全部で59生産者。

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カラブリア州の「チェラッティ」。グレコ・ディ・ビアンコで作ったDOCパッシート2007。数千年前のギリシャに起源を持つこのブドウは、ギリシャ人農夫の故郷を懐かしむ思いから紀元前8世紀にこの地に植樹され、現在イタリアではカラブリア州・ビアンコの土地でのみ生産されています。

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ブース間を歩いていると、トスカーナの匂いを嗅ぎ取ったのか、ラッダ・イン・キャンティ「カパルサ」の パオロが話しかけてきました。こちらはサンジョヴェーゼ種のキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ2009でノミネートされています。

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彼と共に、他に2人の生産者が同じブースに集まっており、カゼンティーノの「ポデール・サンタ・フェリチタ」のフェデリーコはアブロスティーネ種を使った「センプレマイ」という名のワインを紹介。この2人、ちょっと変わった博士のような、忌野清志郎的な雰囲気が似ており、兄弟みたいです。違うんですけどね。
お喋りが弾んで、何もアルトアディジェでなくてもトスカーナの試飲会で会う機会はいつでもあるのに、ついついトスカーナ人同士和んでしまいます。って私は勿論日本人ですが、一歩外へ出ると「フィレンツェ」「トスカーナ」という看板を背中にしょっている自分がいて、笑ってしまいます。よくヴェローナの友人とお互いの地域の習慣や言葉の違いについて話しますが、私が「我々は〜」と言う時は、フィレンツェやトスカーナ人を指しています。まるでイタリア人の「おらが村的根性」が移ったかのように。

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もう1人、パオロとフェデリーコと同じブースの生産者は「カンティーナ・ジッリ」のアンジェロで、バルサリィーナ種のその名も「バルサリィーナ」というワインを持って来ていました。トスカーナはルッカ県、「Ponte del Diavolo〜悪魔の橋」という別名を持つマッダレーナ橋の近くだそうで、ここへはラフティングをしに行ったことがあります。

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そしてこちらは「エミリオ・ブルフォン」。うちのエノテカでも扱っている、最後の晩餐の一部を使ったエチケットが個性的なワイナリーです。
ここは数多くの土着品種ブドウを扱っており、シァリン種を使った発砲ワインや、ウチェルット種の白ワイン、ピクリット・ネーリ種やフォルジャリン種の赤ワイン、モスカート・ローザ種のちょっぴり甘口ワイン等々。

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これでもかという程様々な賞を受賞している「テルツォーニ・クラウディオ」。マルヴァジーア・アロマティカ・ディ・カンディア種の甘口ワイン「センサツィオーネ・ディンヴェルノ2011」を持参しています。


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by italiawine | 2013-11-29 06:08 | ワイン

ボルツァーノ日記 3〜 ワイナリー訪問

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2日目の夕方は、カンティーナ見学です。
今年の3月にオープンしたばかりの「Cantina Merano Burggrafler」というワイナリーで、2010年に「 Cantina Vini Merano」と「 Cantina Burggrafler」が合併してできました。

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アルトアディジェの建築家・Werner Tscholl氏設計の建物は土地の傾斜を利用して建てられ、見学者は全面ガラス張りの最上階にある入り口から入るようになっています。
縦に長く造られた広いテイスティング室。窓の外にはこれまた広いテラスが張り出しています。

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「Festival」「Sonnenberg」「Graf von Meran」「Selection」の4つのラインの中から、数種をテイスティングします。

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その後は真新しいカンティーナ見学。

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アペリティーヴォはロゼ「Rosalie」で。ドライプラムのスペック巻きが美味です。

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先程のテイスティング室へ戻るとテーブルセッティングがなされており、各自席へ着きます。

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「Carpaccio di Cervo Cotto nel Fieno con Funghi e Spuma di Fior d'Alpe〜干し草で焼いた鹿肉のカルパッチョ・茸とアルプスの花の泡添え」
またしても鹿のカルパッチョ。毎食食べているような。前日のホテルレストランの鹿肉が優勢。合わせるワインは「Pinot Bianco Tyrol 2012」

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「Tortelloni di Carciofi su Spinaci e Tartufo Nero〜アーティチョークの詰め物パスタ・ほうれん草のソース&黒トリュフがけ」
ワインは「Pinot Nero Graf von Meran 2011」

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「Guanciale di Vitello al Vino Rosso su Purea di Sedano, Taccole e Carotine〜牛頬肉の赤ワイン煮・セロリのピューレ、さやえんどう、ニンジン添え」
ワインは「Merlot Freiherr 2011」
さやえんどうとニンジンが、昭和のデパート上のレストランのよう。セロリのピューレは見た目がマッシュポテトのようで、わかってはいても頭がその味を期待していて、でも口に入れると強いセロリの味がして食べられませんでした。この地方独特のようですが、普通はSedano Rapaという根セロリを使うようです。3食続けて牛や豚の頬肉で、さすがに胃が「もう限界〜」と言っています。
アルトアディジェの料理、重いです。

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「Tortina di Castagne in Crosta di Mandorle, Cachi e Sorbetto di Pere〜栗のタルト・アーモンド生地包み、柿のソースと洋梨シャーベット添え」
ワインは「Moscato Giallo Passito Sissi 2010」

現在では、アンティからプリモ、セコンド、ドルチェまで昔のようにフルコースで食べることは少ないイタリア人。私もそうですが、外食する時は2皿+ドルチェというパターンが多いです。この日は朝食にリッチなブッフェを食べた後、昼も夜もフルコース。さすがに夜は完食できませんでした。

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彼が今夜のシェフ、クリスティアン。


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Cantina Merano Burggrafler
Via Cantina 9, 39020 Marlengo
TEL 0473-447137
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by italiawine | 2013-11-05 08:01 | ワイン

ソムリエの仕事 @ Palazzo Corsini

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フィレンツェで今日から13日まで開催される「Biennale Internazionale dell’Antiquariato di Firenze」。今年で28回目です。Biennaleとは2年に1回という意味なので、56年の歴史ある骨董品のイベントです。
アルノ川沿いに建つコルシーニ邸で行われ、豪華な屋敷内もロケーションも見事ですし、館内に展示されているイタリア各地から持ち込まれた骨董商自慢の品々は全て高価なものばかり。
屋敷を出る時には持ち物検査もされます。
盗む人がいるってことかしら?

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昨日はプレオープニングイベントが行われ、ソムリエとして参加してきました。
Lega del Chianti〜キャンティ連盟からの依頼なので、紹介するワインはキャンティ・クラッシコにキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァばかり。
「Colle Bereto」「Castelli del Grevepesa」「Castello San Donato in Perano」「Castello di Cacchiano」「Principe Corsini」「Castello di Fonterutoli」「Castello d’Albola」「Poggiolino」と8社のワインです。

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一緒に働くソムリエ仲間は、コースを一緒に受け試験勉強も一緒にした悪友ヴァン二君。
彼はフィレンツェのファッションイベント・ピッティウォーモを主催する会社でマーケティングを担当しており、仕事柄口が達者、達者。
よくそんなに出鱈目なことが口からスラスラ出て来るなぁとこちらは感心するばかり。
サボりながら仕事をしているように見せるのがすごく上手いので若干心配でしたが、昨日はあまりサボらず働いてくれました(笑)。

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2階のテラス部分に設置された我々のワインコーナー。
夏も冬も変わらぬ制服の背中に太陽がジリジリと照り付け、2人で「暑い、暑い」と言っていましたが、夕方には涼しくなりました。
テラスの向こうに流れるアルノ川はあいにく濁っていましたが、見晴らしは最高です。

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天井のフレスコ画も素晴らしい。

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屋敷内には彫刻も沢山。昔の貴族はこんな所に暮らしていたのですね。溜め息が出ます。

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あまりに多くの消化器に驚いたりして。まあ、建物だけでも価値があるでしょうから焼けたら大変ですもんね。我が家には勿論1個しかありません、消化器。しかもお隣さん2件と共同で1個のみです。。。

優しいキャンティ連盟の方々。仕事が終わって、ワインを2本ずつくれました。わ〜い。


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by italiawine | 2013-10-05 20:27 | ワイン