イタリアワインのこころ

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Riesling on Tour 2013

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前回告知した、ドイツワイン・リースリングの試飲会が昨日開かれました。
場所はフィレンツェ中心地、プラート門近くのコルシーニ家のお屋敷です。このコルシーニ家の屋敷はフィレンツェに数件あり、ここはその内の1軒です。
ワインも製造する一族で、その為かフィレンツェ郊外にある広いお屋敷では数年前まで大きな試飲会が年に1度行われていましたが、ここ2年程やらなくなってしまいました。いつも初夏に行われていたそれは、ただでさえ気温の高い中、庭に設営されたテントの中は蒸し風呂状態で、とてもトスカーナの赤を味わう状況ではありませんでした。それが原因で止めてしまったのでしょうか?

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建物内に入ると、階段や踊り場に彫刻や絵画があります。
会場となっている部屋にも、誰の作品かはわかりませんが立派な絵画が飾られ、天井にはフレスコ画が描かれています。

ワイン関係者の入場開始15時半を少し過ぎて入ったのですが、すでに多くの人が試飲を初めていました。
27社ある1社目の試飲を始めていると、誘っておいたLe Volpi e L'Uva のチーロが到着したので一緒に廻ります。
この1社目のBattenfeld-Spanierが今回最も気に入ったワイナリーでした。

他にも気に入ったワイナリーには、チーロがエノテカの名刺を渡していきます。

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バルコニーから望む庭の眺めも素晴らしく、一息付きます。

白い制服に身を包んだ給仕たちが様々な料理を運んできます。削りパルミジャーノを薄く広げて焦がしたもの、トマトのゼリー、プルーンのパンチェッタ巻き、アカシアの葉のフライ、チキン手羽焼き、小麦のリゾット風、ミニハンバーグなどなど、近頃の試飲会には珍しく次から次へと出てきます。
不景気の中、パンさえ出ない有料の試飲会も珍しくない昨今、ここは無料な上に会場も素晴らしく、料理も出て言うことなしです。

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トイレに1人並んでいたので、近くにいた給仕に他にはないかと聞くと、その女性は私を廊下の奥の方へと連れていきます。
通されたドアを入ると、広さ6畳程もある部屋のようなトイレ。バスタブにドレッサー、脇にちょこんとトイレがあります。屋敷の婦人が普段使っているトイレのようで、子供達や家族の写真があちこちにあり、壁にはバスローブが3枚ぶら下がり、ドレッサーには沢山のネックレスが置いてあります。こんな個人的な所に通していいのかしらと思ってしまう程。
外に出るとその女性は私が迷わないように、廊下で待っていてくれました。
私が閉まらないトイレのドアを一生懸命閉めている音も聞こえていたのね。
内側から強く閉めないと鍵穴にはまらず、全体重を掛けて閉めようにもサンダルが無情にも床をつるつる滑り、ちっとも力が入らないのでした。最後には諦めて鍵の開いたまま用を足したのですが、外で待ってくれていると知っていれば、落ち着いてしたものを。

彼女にお礼を言い、この素敵な試飲会に後ろ髪を引かれつつ、ナポリから来る有名なピッツァ職人のピザを食べに次の会場へ移ります。
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by italiawine | 2013-05-15 07:13 | ワイン

Riesling

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来る5月13日(月)、フィレンツェの Porta al Prato ( プラート門)近くのコルシーニ邸で,
ドイツの白ワイン・リースリングの試飲会が開催されます。
今後毎年開催されるであろうこの試飲会の第一回目開催地にフィレンツェが選ばれたそうです。
27の生産者、100以上のリースリングが集まります。

2つのセミナーも開催され、フィレンツェのレストラン「da Burde」のオーナーソムリエそしてジャーナリストでもあるアンドレア・ゴーリによるもの、そしてジャンルーカ・マッツェッラによるものの2種類です。

尚、写真はイメージです。



<開催時間&予約>

ワイン関係者 15:30〜17:30
Thurner PR, Firenze
TEL +39 055 674189 / FAX +39 055 662033
www.thurner-pr.com

一般 17:30〜21:00
info@firenzespettacolo.it
予約制で入場無料です。
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by italiawine | 2013-05-08 00:31 | ワイン

Anteprima Vini della Costa Toscana 2013

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5月3・4日の土日と今日5日の月曜まで、トスカーナの街ルッカで「アンテプリマ・ヴィーニ・デッラ・コスタ・トスカーナ」が開かれました。今年で12回目を迎えるこのワインイベントには、トスカーナの海沿いグロッセート、リヴォルノ、ルッカ、マッサ、ピーサから約60の生産者が集まります。
イタリア各地で活躍する有名シェフのクッキングショー、有名醸造家等によるワインの試飲会やオリーブオイル試飲会、アート展示など盛り沢山の内容です。

フィレンツェから1時間20分、列車に揺られてルッカに到着です。トスカーナ州の海水浴場ヴィアレッジョまで行くこの列車は、夏の週末は超満員で120%程の乗客数ですが、初夏の週末といえど雨模様のこの日は結構空いていました。

ルッカは好きな街の一つで、写真撮影をしながらのんびり会場であるReal Collegioまで進みます。駅から15分程度でしょうか。
街を囲む城壁の周りは新緑も鮮やかで、散歩道になっている城壁の上を歩く人々の姿が見られます。

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会場に入り、ジャーナリスト担当の友人マルコに挨拶。グラスをもらい、2階へ上がります。
「コルシーニ」の友人ゲラルドがいるので、白のヴェルメンティーノ、スプマンテのロゼをいただきます。
先へ進むとなんと2001年のソーヴィニョンが。「Terre del Sillabo」というルッカの生産者です。ここまで古いソーヴィニョンは過去に味わったことがありません。深みがあって重すぎず、僅かながらフレッシュ感もあって美味しかったです。

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今年はグルジア共和国のワインも、2人のインポーターによって紹介されていました。グルジアのワイン作りは8000年もの歴史があるそうです。
土着品種ブドウが豊富で、525種類以上あります。
また、そのワイン製法は独特で、地中に埋まったテラコッタ製のアンフォラ壷の中で行われます。底辺の尖った形が特徴で"qvevri"とよばれ、大きさは40Lから5000L入りまであります。
このアンフォラは地中から掘り出されることなく、ワインはポンプで汲み出すのです。
聞いたこともなく発音も難しい土着品種ブドウ・Rkatsiteliで作られる白は皮も茎も一緒に発酵され、タンニンがあり酸味の強い仕上がりとなります。
Saperaviというイタリア動詞のような名前を持つブドウによる赤はどっしりとして仄かに甘みがあり、ゆっくり味わいたいワインでした。

吹き抜けの中庭に面した回廊には椅子・テーブルがゆったり置かれ、疲れた時には休憩を挟みながら試飲が続けられます。

クッキングショーを行ったピエモンテ州リーヴォリのレストラン「Combal zero」のシェフ・Davide Scabin氏にも写真に収まってもらいました。

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www.anteprimavini.com
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by italiawine | 2013-05-07 01:17 | ワイン