イタリアワインのこころ

italiawine.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ガンベロロッソ

d0219019_541159.jpg


今朝は9時にフィレンツェ中心地からバスで30分のインプルネータという町へ。
10時からワインのガイドブック「ガンベロロッソ」の品評会があるのです。
バス停までマルコに迎えに来てもらい、彼の仕事場であるワイナリー、La Querceへ向かいます。

このワイナリーの敷地内には屋敷があり、一週間単位で貸し出しています。部屋ごとに貸すのではなく14ものベッドのある屋敷全体が貸し切りとなります。キッチン・バスはもちろん広い庭にプール付きです。
今回の品評会はこの屋敷で行われます。

d0219019_5461140.jpg


ワインはキャンティワインの中でもフィレンツェ近郊の「コッリ・フィオレンティーニ」地区の物のみですが、それでもキャンティ、キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ、キャンティ・リゼルヴァ、IGTトスカーナ、白ワイン、ヴィン・サントと全部で63本が揃います。ボトルはアルミでどこの生産者の物かわからないようにされ、番号のみ振られています。全てのボトルを抜栓し、1本1本試飲をしながら品質に問題がないかを調べます。要する時間は約30分といったところでしょうか。今回はマルコが既にカプセルを全て取り除いておいてくれたおかげで時間が短縮できました。
毎年2月に行われるキャンティ・クラッシコの試飲会では、1400本程のワインを15人前後のソムリエで2時間掛けて抜栓します。カプセルを外し、コルク栓を抜き、グラスに注いで試飲をし、グラスに残ったワインを捨てるという作業を1本当たり1分ちょっとで行うという計算です。全て抜栓した後は、手がワイン色に染まっています。

10時半、ガンベロロッソから送られた2人の品評士が到着しました。
1人は友人のレオナルド・ロマネッリ氏。先日もテスタマッタの試飲会で会ったばかりです。彼は「Lo chef per un giorno」という、芸能人が1日だけシェフとなって料理を作るTV番組の審査員としてもお馴染みです。

約2時間掛けて全てのワインが彼等2人に試飲され、査定されます。そしてこの結果が「ガンベロロッソ」に反映されるのです。よってこの品評会は、ワイン生産者にとってその年のワインの売り上げにも影響する大事なものなのです。
といっても試飲は和やかな雰囲気の中、お喋りもしながら行われます。

明日は同じ場所で、別のワインガイド「エスプレッソ」の品評会があります。

d0219019_5503128.jpg

[PR]
by italiawine | 2013-06-19 05:51 | ワイン | Trackback | Comments(0)