イタリアワインのこころ

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イタリア食材満載!“Taste”〜vol.2

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美味しい物満載の食のイベント“Taste”、 2日目の日曜日。
1日目の記事をご覧になっていない方はこちらへどうぞ!
この日は朝9時半の開場を少し過ぎて10時に入場。

Eatalyで見て気になっていたピスタチオオイルを発見。
40mlで€16,80と高いので、そうそう気軽には試せません。良かった、これで味見ができます。気に入ったら買えばいいし、そうでなければパス。。。
う〜ん、悪くはないけれど、この値段を出して買うほどではないかな。松の実オイルの方が好みです。

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オイルを抽出した後のヘーゼルナッツで作ったトルタ・ズブリゾローナ。オイルを含有していないので、いくらかヘルシーなはず?!
北イタリアはロンバルディア州マントヴァが起源の、1600年から伝わる伝統菓子で、ほろほろして崩れやすいのが特徴。名前も粉々、パン屑という意味のbriciolaに由来します。伝統レシピは粉、砂糖、アーモンド、バター、卵黄が原材料ですが、こちらのタイプはチョコレートも入り、今まで食べた中で1番美味しいズブリゾローナ!

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工場見学にも行ったことのある、どこよりもしっとり品やかなボンチ社 (詳しくはこちら)のパネットーネ、パンブリアコーネ。イタリアのレモンリキュール・リモンチェッロの製造会社がボンチ社と提携して作ったリモンチェッロ・パンブリアコーネ。新作です。
パネットーネはクリスマスに食べる伝統菓子で、スーパーで売っている大量生産物と、パスティッチェリアの手作り物では雲泥の差がある代物。もちろん値段も倍以上違ってきます。イーストで発酵させた生地にオレンジやチェードロピール、レーズン等を入れて焼き上げたものが一般的。このイベント“Taste”では、毎年数多くのパネットーネが出品され、オリーブやアマレーナ入りにコーヒー味、今年はかぼちゃ入りも初登場と、変化に富んだパネットーネを楽しめます。
ボンチ社のパネットーネは甘口ワイン・パッシートをたっぷり含ませたクラシックタイプの他、ラム&チョコ、洋梨リキュール&チョコ、オレンジピール&ホワイトチョコ、コーヒー、ベリー、と種類豊富です。基本的にパサパサ感の強いパネットーネにおいて、ボンチ社の物は本当にしっとりしていて美味しいのです。
会場にはあまりにも食べるものが多く1個の試食の量も大きいので、沢山の種類を味見する為に友人と大体半分こしていたのですが、これはおかわりをしたくらい。素晴らしい。

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チョコレートで有名なDomori社のトーストしたカカオ豆。香ばしくほろ苦い味が抜群に良し。これ、買い忘れました。

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このイベント、何故かワインはいい物がないのですが、ビールは種類も多く質もいいです。そんな中でも最も値段の高いビール。€17/750mlくらいだったかな。€19だったかもしれません。たった16日前のことなのに、自分の記憶力の衰退にびっくりです。昔はこうではなかったのに、年ですね。。。それにしても高い!ビールでこの値段?!なぜなら、最高の麦芽とホップ、澄んだ水、そして極めつけはシャンパンの酵母を使っているからです。カタログには「近い将来、イタリアで最も有名にして売れるビールとなる」とありますが、そんな日が来るのか。アルコール度数10%とビールの中では高い方ですがそれを感じさせないすっきりとした飲み心地。確かに美味しくて、もう1度飲みたいと思うビールではあるけれど、よほどのビール好きでない限り、普通はこの値段ならワインを買いますね。健闘を祈る!祈りたい!でも、難しいでしょうね。

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今回初めて試食した、Giardiniera〜ジャルディニエラ。酢漬けの野菜のことをこう言うのですね。10年イタリアにいて、初めて耳にしました。酢漬け、酢&オイル漬けとありますが、酢漬けがさっぱりしてめちゃウマです。これこそ買い!と思ったのですが、瓶が大きく1,5kgくらいは入っていそう。買ってもその内冷蔵庫の隅で忘れられてそうです。一人暮らしってこういう時不便ですよね。

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さて、〆はトリュフで。うずら卵と海老にトリュフドレッシングをかけたもの。トリュフの味と酸味がよく合います。

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パイ生地の中にトリュフクリーム、贅沢にトッピングはトリュフスライス。幸せなひと時。

この日はなんと9時間も会場にいて1日中食べていた友人と私。
それにしては写真が少ない!ですよね。他にもとびきり柔らかいブレザオラ(牛肉のハムのようなもの)や生ハム、ジャム類、オリーブオイルにクッキー、チョコレート、コーヒー&紅茶とありとあらゆる物を試食したのですが、やはり全てをカメラに収めるのは無理ですね。
今年は300社が出店。年を重ねるにつれてイベントも有名になり、年々出店数も増えています。出店した300社の他に、さらに100社が出店希望をしたそうですが、何しろスペースが限られているので主催者側としては断ざるを得なかったそう。
日程を変えて参加できなかった100社を集めて“Taste 2”をするかという話もあったそうですが、それもなんか2軍選手のようでどうもねぇ、というのは内部から聞いた話。


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by italiawine | 2014-03-28 23:18 | イベント | Trackback | Comments(0)

フィレンツェで最も好きなイベント“Taste”〜vol.1

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フィレンツェで1番好きなイベント「Taste」。
第9回目となる今年は3月8〜10日の3日間開かれました。
上の写真は、今年は建物前に設置されたチケット売り場。一般入場者は1日€15の券が必要ですが、レストランや食材店などの食関係者ですと、€10で3日間共通入場券を買うことができます。しかも初日2日間の午前中は食関係者しか入場できないので、午後から始まる一般開放時よりはいくらかゆったりと見て回ることができます。

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まだオープン前なので、入り口前に設けられた椅子に座って開場を待つ人々。私も友人達との朝食後に車で送ってもらったら30分も前に着いてしまったので、人ウォッチングをしながら待ちます。イタリア人は変な人が多いので、人ウォッチングのしがいがあります(笑)。

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そして9時半のオープン直後。
午後にはこの通路が人で溢れ返り、東京の街中を歩いているようになります。

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朝一からさっそくお魚。スモークサーモンや干鱈のバッカラ、タコのマリネ等があって毎回必ず立ち寄るところです。自由に試食ができず、お姉さんに欲しい物を言わないと渡してもらえないので、混雑時はかなりストレスです。まだ人がいないのでお姉さんを独占状態で試食できました。

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北イタリア・ピエモンテのカステルマーニョチーズ。ほろほろしてちょっぴり苦みのあるチーズです。基本苦手なこのチーズなのですが、テーストに出店している友人が絶賛するので味見しようと思いきや、先客の話が長くて断念。次へ行きます。

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日本人受けしそうなとっても可愛いボトルのバルサミコ酢。スワロフスキーの装飾付きボトルです。

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こちらはスワロフスキー少なめタイプ。上のゴージャス版が€85、下が€30だったかな。中身のお酢は同じもので、10年熟成ぐらいだったかしら。2週間以上も経つと記憶が曖昧ですみません。でも確かそのくらい。「えー、そんなに差があるの?」と驚くと、『スワロフスキーは高いもの!」とお姉さん。それにしたって。。。

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ドライ唐辛子のように見えますが、ドライパプリカ。手前の袋入りは、パプリカをエキストラバージンオリーブオイルで揚げ、塩で味付けした物。これが美味しいんだなぁ。軽くてお酒を飲みながらぽりぽりいけちゃう感じ。買おうと思っていたのに忘れてしまった。この会場の個々のブースでは商品の購入はできず味見をするだけなのですが、出口の手前にショッピングコーナーがあり、全てのブースの商品が並び、そこでなら欲しい物を買うことができます。ただ、ブースで試食できる物全てが販売されているわけではないのが曲者。それ程大きなスペースではないので、1社に付き出品できる数が限定されるのです。

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ともかく、ここパプリカフライの会社は野菜のオイル漬けの種類が沢山あり、美味しいのでした。アーティチョークのドライトマト詰めも。

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木樽の底から落ちようとしている赤色の小さな丸い雫が見えますか?「colatura di alici」、魚醤です。鰯の塩漬けを木樽に入れて1年半以上熟成させた後、木樽の底に穴を開け、自然に落ちてくる汁を下で受け溜めます。旨味が絞り取られた鰯は廃棄物となります。この魚醤、お値段もなかなかよくて小さな瓶で€30。調味料にしては高い、バルサミコ酢並みの価格ですね。

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トマトソースにブッラータチーズ、パン、オリーブオイルにコラトゥーラをかけたもの。オリーブオイルの味が強くてコラトゥーラの味がわかりにくいので、オイルはなくていいですね。

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まるでケーキのような、ブルーチーズをクランベリーと共に熟成させたもの。綺麗です。

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魚介のオイル漬けの会社で、ここも毎年訪れる所。マグロやカツオにサバのオイル漬け、パプリカのマグロ詰めなど色々あります。私のお気に入りはマグロのオイル漬けにドライトマトやケッパーの入ったタイプ。サラダに加えてもいいですし、パスタと和えても。

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食用の植物ブース。イタリアではなかなか手に入らないシソやカイワレ大根に紛れて異色な形のものが1つ。。。中央右に立てられた黒いケースの中の細長い植物、何だかわかりますか?食虫植物のウツボカズラ種。筒型の袋に落ちた昆虫を消化する植物です。周りに並ぶ葉物のようにサラダなどに入れて食べるというよりは、カクテルなどを入れて楽しむそうですが、そこに虫が入っていた可能性を考えるとちょっと気持ち悪い?

仕事が始まるまであと5時間くらいはいるつもりでしたが、エノテカからすぐに来るよう呼び出しが入ったので今日はここまで。
また翌日に続きます。


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by italiawine | 2014-03-28 07:27 | イベント | Trackback | Comments(0)

トスカーナワイン・イベント週間〜Buy Wineでの仕事

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毎年2月になると、トスカーナワインの新ヴィンテージのお披露目会が10日間程に渡って繰り広げられます。
私がAIS (イタリアソムリエ協会)のフィレンツェコースに通ったのが7年前の2007年。当時ドウォーモ広場のエノテカで働いていた私。ワインには興味があったけれどあまりに学ぶことが多そうで、どこから始めていいのかわかりませんでした。
そんな時、同居人の日本人の男の子がソムリエコースに通うと聞き、それなら私もと手続きをしたのでした。
コースの開催場所はフィレンツェのアルノ川沿いに建つ「ホテル・エクセルシオール」。家から歩いて3分という立地も通うにはもってこいでした。
コースは1・2・3レベルに分かれており、それぞれのレベルが15のレッスンから成り立ち、計45レッスン通うことになります。週1〜2回のレッスンなので、1レッスン2〜3ヶ月掛かります。レッスンは昼15時〜17時、夜20時半〜22時半の部があり、好きな部に通えます。
フィレンツェにはこのAISの他にFISER、Santuccioという組織のソムリエコースがあります。 値段は他に比べて高いですが、 唯一AISのコースが国家資格であり、最も名前の知られた組織です。
全てのコースを終えて筆記&口頭試験をパスすると晴れてソムリエ誕生となります。
ソムリエになると、様々なワインイベントや晩餐会・結婚式などへの仕事依頼があり、このトスカーナワインの新お披露目会も重要な仕事の一つです。

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1本目の仕事は2月15日。
「Buy Wine」主催で、キャンティ協会やブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会、コルトーナワイン協会などトスカーナの18協会のワインの紹介です。
私が担当したのは写真の「ヴァル・ディ・コルニア・ワイン協会」。20数種のワインをサービスします。

招待客は世界各国のワインジャーナリストと生産者を合わせて約400名。
イタリア各地にはかつて貴族の住居であった大邸宅がそこかしこにあり、現在では様々なイベントや結婚式に利用される所も多いです。おとぎ話に出てくるようなお屋敷ばかりで、見るだけでも楽しいもの。普段はなかなか機会のない場所を訪問できるのも、この仕事の魅力の1つです。
この日の会場は、フィレンツェ中心地からすぐ北東にあるモンタルト邸。門から屋敷まで車で行くというのがまず庶民の家と違います(笑)。

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神戸の北野や横浜元町の洋館っぽいですね。

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階段上の踊り場にはレトロなエレベーターが。

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ビュッフェの用意された部屋。壁の装飾がとっても素敵です。

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天井は空色に塗られ、天窓のよう。鳥が飛んでいます。

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壁の1部に鏡がはめ込まれ、中央には鳥かごが。この部屋は全体的に鳥かごの中にいるような雰囲気になっています。

ワインの用意された部屋は人で溢れかえっていましたが、友好的なジャーナリストが多く、和やかな夜となりました。

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by italiawine | 2014-03-07 08:19 | アンテプリマ・トスカーナワイン | Trackback | Comments(0)

インターナショナル・チョコレート・アワードの審査員をするということは。。。

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さて、土曜に引き続き日曜日もチョコレートコンクール・International Chocolate Awards 2014の審査員の任務を果たすべく、ホテル・アストリアへ行ってきました。

1時間半〜2時間の1セッションが1日4セッション行われます。
前日の土曜日は午前中の1・2セッションのみ参加しました。
前回のブログで報告した時は18種の板チョコを審査した後でしたが、その後さらに20種類の板チョコ攻めに遭いました。そのなかなかヘビーなこと!
チョコレートは昔から私の大好物で、1番好きな食べ物と言ってもいい程。
高校時代は一時期、バイト代の半分をチョコレートに費やしていたくらいです。どんだけ食べるんだって感じですね。
そんなに好きでも、さすがに38種はきつい。最後の方は味がわからなくなっている感じでした。
そんなんでいいのか、審査員!

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そして昨日の日曜日。
朝からちょっと頭痛がしていたのですが、会場へ向かいます。
食のジャーナリストやシェフ、パティシエなどがアメリカやイギリスから集まり、半分以上が外国語圏の審査員です。

このコンクールはフィレンツェの他にハノーバー、ニューヨーク、コペンハーゲン、アムステルダム、バンクーバーでも開催された後、イギリスでの最終選考会によって優勝者が決定されます。
今回フィレンツェでのコンクールにはヨーロッパを中心に約400の応募者があり、その中にはアジアからの応募者もあったそうです。この400種の中で一次選考を通過した約160のチョコレートを私達が審査しました。

10時を若干過ぎて始まった第1セッションはカカオ100%の板チョコから。
始めからきついですね〜。カカオ100%って美味しくもなんともないですよね。
10種ほどこの100%が続きます。そしてようやく95%、75%なども。昨日から一体どれだけ板チョコを食べているやら。
さらにあの砂糖ジャリジャリのシチリアのモディカチョコ。日本でも確か売っていますよね。私の友人のチョコのエキスパートはぼろくそに言っていました。これが10種も出てきて、罰ゲームのような状況になってきた審査会。

15分の休憩を挟んで始まった第2セッションでようやく待ちに待った板チョコ以外のチョコが登場。と思ったらトリノの名産ジャンドゥイオッティ。あの三角柱型のヘーゼルナッツを使うチョコです。うちの母と姉の大好物ですが、私はあんまり好きじゃないんですよね。ここでも10種ほどのジャンドゥイオッティ攻めに遭った後、やっとのことでプラリネに。どれだけこの時を待ちわびていたことか。でもこれだけチョコを食べた後ではあまり有り難みがなく、半個ずつ出てくるサンプルも食べきれません。もったいない。家に持って帰りた〜い。

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審査開始から4時間が経った14時。お昼休憩です。
こんなビュッフェが用意されています。

朝からの頭痛がひどくなり、ちょっとぐったり気味の私。
ここで帰ろうかと思いましたが昼食の食べ逃げのようなので、もう5種類だけ審査してから帰ろうと思ったのが間違い。準備が整っておらず、昼食休憩から30分も遅れて午後の審査が始まりました。具合は悪くなるばかり。
どうにか5種類を終えて退場。

家に戻ってから具合が悪くなり、食べたチョコレートを全て嘔吐(食事中の方ごめんなさい)。
それから16時間眠り続けました。
こんなに辛いとは夢にも思わなかったチョコレート審査。
もう1ヶ月くらいチョコレートは見たくない感じです。


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by italiawine | 2014-03-04 10:56 | イベント | Trackback | Comments(0)

チョコレートコンクールの審査員!

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インターナショナル・チョコレート・アワードに審査員として参加しています。
今日はセミファイナル。
朝10時から18種類の板チョコを味見し、採点しました。

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会場はとっても素敵なフィレンツェ市内のホテル・アストリア。

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天井にはこんなフレスコ画が。
壁の装飾も豪華で歴史を感じさせます。

これから第2セッションが始まりますので、報告は又後程致します。


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by italiawine | 2014-03-01 20:44 | イベント | Trackback | Comments(0)