イタリアワインのこころ

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イタリアマンマのレシピで手作り『ラグー・ソース』!

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年が明けて20日が過ぎました。
街の通りに残っていたイルミネーションも、そろそろ全て撤去された頃でしょうか。
1月の割に暖かかったフィレンツェも、昨日から気温がグンと下がり、田舎では雪も散らついた模様です。
観光客も減ってきて、ちょっと淋しいですね。

そんな季節は家に籠って料理をするにはもってこい、ということで、今日は時間の掛かるラグーのご紹介。
ミートソースです。

昨年の大晦日は家でのんびりの予定だったので、普段はなかなかできないラグーを作ることに決めました。3〜4時間煮込むのが美味しいので、そうそういつでもできる料理ではないのです。
このレシピは、私がイタリアに着いた初日から、計6年近くもホームステイをしていた料理上手なイタリアのマンマが教えてくれたレシピです。なので味は保証付き!029.gif

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、玉葱、人参、セロリ各1をみじん切りにします。
イタリアでは煮込み料理やブロード(出汁)等を作る時にこの野菜3種+プレッツェーモロ(イタリアンパセリ)を使うことが多く、「odori~オドーリ」と呼びます。八百屋さんで「オドーリ頂戴!」と言うとこれらの野菜を少しずつくれますし、スーパーではパックにされて売っています。
今回は我が家に新しく導入されたフードプロセッサーを使用。たったの数秒でみじん切りの出来上がり!
なんて楽なんでしょう。今までしていた苦労は何だったのか。。。

、大きめの鍋に多めのオリーブオイルを熱し、1を加えて炒めます。

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、野菜がしんなりしたら挽肉を投入。
今回は牛肉500gにしましたが、豚との合い挽き、もしくは豚のみでもOKです。
こちらでは、市場のお肉屋さんへ行って挽肉を頼むと、その場で肉の塊を挽いてくれます。

、肉に火が通ったら塩・胡椒し、コップ1杯の赤ワインを加え、強火でアルコールを飛ばします。

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、レシピでは、ここで瓶入りのトマトソース1本と缶詰のトマトを1缶入れるのですが、私はどちらもあまり使うのが好きではないので、フレッシュなミニトマトを使用します。
バジリコとプレッツェーモロ少々を加えてフードプロセッサーにかけます。

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それでも冬のトマトは味が薄いので、仕方なくトマトソースも追加。
なるべく余計な物を加えていない物がいいので、私はいつもこちらを使います。
一般のスーパーで見つかる、トマトと食塩のみが原材料のもの。
調整用の酸が加えられたりする物が多く、こうシンプルなのは意外とないんですよね。

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、このくらいヒタヒタになるまで水も加えて、強火で加熱。
グツグツしだしたら弱火にし、蓋をして3〜4時間煮込みま〜す。
焦げ付かないよう時々混ぜましょう。

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出来上がり!!!001.gif

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大晦日の夜はスパゲッティで食べました。
年越しそばのことをすっかり忘れていて元旦に気付いたのですが、同じ長い物は食べたのでいいですね(笑)。

元旦には↑冒頭のフェットチーネ。

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その翌日にはパスタに飽き、炊いたタイ米と合わせてみました。
見た目は悪いですが、味はまあまあでしたよ。
私の小学校では、食パンにミートソースを載せて食べるという斬新なメニューがあり、しかも結構人気でした。
カレーを作ったら1週間はカレーを食べ続けるように(?)、ラグーもまだまだ残っていたのですが、さすがに飽きて残りは冷凍しました。

寒くて外に出るのが億劫なこの季節、おうちでのんびりラグー作りはいかがですか?


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by italiawine | 2016-01-21 04:31 | 料理

『Le Volpi e l'Uva』のチーロのワイン

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私の職場のワインショップ『Le Volpi e l'Uva〜レ・ヴォルピ・エ・ルーヴァ』のオーナーの1人、チーロが、ワインの専門家である友人2人と2年前に始めたワイン造り。

標高612m、キャンティ地方のラーモレにある古い葡萄畑。
そこで2013年に収穫したサンジョヴェーゼ100%で作った、彼等の初めてのワインです。

ステンレススティール、アンフォラ(トスカーナ地方で有名な素焼きの壷・テラコッタ)、大樽での熟成を経て出来上がりました。
農薬は一切使用していません。

醸造家のアドリアーノ、今年のシャンパン大使に選ばれたベルナルド、そしてチーロのそれぞれの頭文字をとって『l'ABC』と名付けられました。

生産本数は僅か778本。
後に彼等が偉大なワインを造るようになった暁には、幻の1本となるでしょうね。
あ、でも全部飲んじゃった(笑)。

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by italiawine | 2016-01-12 19:53 | ワイン

イタリアで知る“霧の不思議”

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霧をあまり見たことのない私にとって、こんなに幻想的な風景を作ることは、驚きと共に新たな発見でした。

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丘の中腹の家々が、まるで絵画の一部のよう。

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遠くに見えるのは小高い丘の頂上付近なのですが、まるで海に浮かぶ島のように見えます。

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ベンチのある家の庭部分と下界は、違う世界かのようです。

この深い霧の中、近くのコルトーナの町へ、聖フランチェスコの部屋が残る修道院を見に行きました。
コルトーナへは行ったことがあるのですが、この修道院は中心地から少し離れているせいか、ガイドにもあまり載っておらず耳にするのも初めてでした。

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現在も修道士達が生活しており、聖フランチェスコの部屋と教会は見学ができます。
部屋はとても小さかったです。

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壁に残る聖フランチェスコの姿。

修道院を後にし、カスティリヨン・フィオレンティーナの町へと向かいます。
山の間から月が出て来るところでした。

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最後にぽっこり丸い月。
月は気付くといつも頭上に上っているので、上るところは生まれて初めて見ました。
皆さんは見たことありますか?


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by italiawine | 2016-01-03 09:24 | 散歩

聖ステファノの昼食

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霧に包まれたトスカーナ。
丘の上にある家の周りはすっきりしているのに、眼下には霧の海が雲海のように広がっています。
東京でもフィレンツェでも霧が出ることは滅多にないので、今まで2〜3回しか見たことのない霧。
こんなに深い霧は初めてで、すごく不思議な景色でした。

この日は12月26日で、イタリアでは聖ステファノの祝日です。

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昼食の前に家の近所の散歩。
西洋山桃の実が成っています。
昨年の同じ日には実がどっさり付いていたので摘んでジャムにしたのですが、今年は暖か過ぎて1ヶ月前には実が成り始め、今は終盤といった感じです。

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クリスマスらしい赤い実。

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下界は厚い霧に覆われているのに、ここはすっきり晴れ渡っています。
オリーブの樹には、もう摘まれることのない実がどっさり付いたまま。

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家に戻ると昼食が待っていました。
クロスティーニのアンティパストの次はラザニア。
こちらのお母さんは「pasta al forno」と呼ぶので、残り物のパスタにトマトソースやチーズを加えてオーブン焼きにしたものかと思ったら、この地域ではラザニアのことをそう呼ぶそうです。

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セコンドは鶏のオーブン焼きに、サラダとほうれん草&パルミジャーノの付け合わせ。

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ドルチェは、友人のドイツ人の叔母さんが持って来てくれたシュトルーデル。

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by italiawine | 2016-01-01 22:23 | christmas

伝統のクリスマスメニュー

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昨年同様、クリスマスはトスカーナの田舎で過ごしました。
寒かった去年とは違い、今年は暖かいクリスマスです。
25日のランチ、まずはクロスティーニのアンティパストでスタート。
鶏レバー、ゴルゴンゾーラチーズ&胡桃、サーモンチーズ&スモークサーモンの3種類です。

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いつも通り、素敵なテーブルセッティング。

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クリスマス定番、トルテッリーニ・イン・ブロード。

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茹でたカッポーネ(去勢した雄鶏)。

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カッポーネはこちらの自家製マヨネーズを付けていただきます。
イタリアでは数年前から、自宅で夕食会を開く時などに、市販のマヨネーズではなく手製の物を出すのがちょっとしたブームですが、日本ではどうなんでしょう。
大抵の事に於いて日本より遅れているイタリア。
そんなの10年前からやっているわと言われてしまいそうですね(笑)

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食後は自家製ドルチェ。

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そして今年もやっぱり外せない、ボンチ社のパッシートがたっぷり染み込んだパネットーネ「パンブリアコーネ」。

びっくりするほど昨年と同じ構成のメニュー(詳細はこちらから)。
日本の年越しそばやおせち料理のように、もう何年も何十年も続けられている伝統なのでしょうね。

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クリスマスの飾り付けがされた窓の外には、霧に包まれた丘が広がっています。


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by italiawine | 2016-01-01 07:49 | christmas