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イタリアよりもマフィアな国?!モロッコ

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予定では19時前には着いているはずだったマラケシュ。どうしてそうなったかはこちらを読んでいただくとして、実際に到着したのは夜中の1時半。
こんな時間に見る所は、地面に商品を並べる露天商で溢れた通り1本と、食べ物屋しかないジャマ・エル・フナ広場のみで、夜中の3時には何もすることのなくなった我々。空港に行く予定の朝7時にはまだ4時間もあり、中途半端です。何より皆疲れていて眠い。
泊まらせてもらう予定だった従姉の家にこんな時間に押し掛けるのも申し訳なく、これは車中で仮眠か?と思ったのですが、アミーンの奥さんが電話をしてみます。って、夜中の3時にほぼ交流のない遠い親戚に電話できるところがすごい。すると、なんと従姉が電話に出てくれ、今から来ていいとのこと。なんといい人達なのでしょう。

車を走らせてすぐ、警官に止められました。
進入してはいけない道路だったのか、免許証を要求した警官は後ろに行って何やら書類を書いています。ここでアミーンが何か言い、友人の妹が財布の中を確認します。目当ての額がなかったようで、私に「50DH(約500円)が2枚あったら100DH(約千円)をくずしてもらえる?」と聞くので、『50DHが1枚しかない』と言うと、アミーンが「急いで!」と言うので訳がわからずに渡すと、その50DHを持って警官の所へ走っていきました。
・・・!!ワイロ!!
この500円で罰則を免れたようです。。。(!!)

モロッコでは婚姻届を出す際に健康診断書も提出するそうですが、時間のなかった友人は病院に行ってワイロを払い、すぐに出してもらったとも話していました。
どうやら大抵のことはお金で動く国のようです。イタリアよりマフィアの国だ〜!

気を取り直して出発し、それから15分程で従姉の家を見つけることができました。空港からも近いです。2時間しか眠れませんでしたが、昼間待ちくたびれて疲れた体を休めることができました。
起こさないようそーっと支度をしていたのですが電気を付けない訳にはいかず、家の人を起こしてしまったところ、朝食まで用意してくれようとするので、丁寧にお断りしました。モロッコ人は旅人や来客を大切にもてなす文化を持つそうですが、本当にそうですね。

冒頭は朝7時のマラケシュ空港。なんと、世界一美しい空港にも選ばれている、幾何学模様の近代的な建物です。
時間が掛かると評判の出国審査も、朝早いのでなんなくスルー。

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これこれ!!!
これが買いたかったのー!!!
でも想像通りの空港値段なので買いません。ネットで見た平均価格と比べて倍以上。
まあ、空港なんてこういうものですよね。

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結婚式で皆が着ていたような素敵なドレスのお店もあります。
ビジューいっぱいのキラキラで欲しいな〜なんて思うのですが、着る機会はないとわかっているので見るだけ。

左上はお祈りを捧げる部屋を示す表示。市場やスーパー、人が集る所なら何処にでもあり、勿論空港にもあります。ここならではですね。

こうして私のモロッコドタバタ1週間は幕を閉じたのでした。


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by italiawine | 2016-09-03 21:12 | 旅行

夜中のマラケシュ滞在・ジャマエルフナ広場

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夜中の0時から6時間続いた結婚式が朝の6時に終わり(詳細は→こちら)、家へ帰ります。
といっても勿論親戚の家。友人の家には挙式を挙げたばかりの新婚カップルが泊まる、というのは今回ばかりは想像できたので、歯磨きセットをちゃんと持参しました。着の身着のままで泊まるはめになった昨晩とは違います(笑)。

朝11時、4時間しか寝ていませんが、目が覚めたので起床。
彼等と食べる最後の朝食。明日はマラケシュからイタリア行きの便に乗るので、今日カサブランカを出てマラケシュへ向かいます。
何故カサブランカから発たないかって?
友人が「結婚式が終わったらマラケシュに行こう。マラケシュを見ないでモロッコに来たとは言えないよ」と言ったからです。イタリア=カサブランカを往復で買った方が勿論安かったので、『帰りの便もカサブランカからでいい?』と聞くと「車でカサブランカまで戻らないといけないから、マラケシュ発の方が都合がいい」と言うので、高いながらも行きはカサブランカ着、帰りはマラケシュ発にしたのです。ただ、マラケシュからイタリアまでの直行便はなかったので、結局カサブランカ乗り換えなのですが。

ところが、2日前にマラケシュのホテルを予約する段階で「一緒に行けないかも」と言い出す友人。
でも・・・。じゃあどうするの?!
「電車でも行ける」と言う彼。
インド、エジプトと共に世界三大ウザい国と言われているモロッコで、1人で電車に乗り、マラケシュを観光しろと?!イタリア国内なら1人でへっちゃらだし、ニュージーランドにも1人で行ったことがあるので一人旅が怖いわけではないけれど、街中は男性が圧倒的に多いイスラム圏で、しかも2日後なんて心の準備ができてないよー。
すると、同席していた友人の従兄が「俺の車、出せるよ」と言うので『だったら一緒に行かない?奥さんと(3歳くらいの)息子も一緒に!ホテル代は出すから』と藁にもすがる思いで提案します。「いいよ」と軽く応じる彼。『いや、奥さんにも聞いてみて』「聞かなくても大丈夫だから」『(そんなこと言って、又間際に行けないと言われても困る)いいから聞いて!』と言って確認させると、奥さんは出掛けられることを喜んでいる様子。良かったー。
ここでちょっと責任を感じたのか、友人が「マラケシュに従姉が住んでいるはずだから、泊まれるか聞いてみる」と言ってくれ、その後彼女の家に泊まらせてもらえることになり、出発は16時頃に決まりました。

14時、シャワーも浴びたいし荷物もまとめないといけないので、そろそろ友人の家に帰りたいなと思い「まだ新婚さんは家にいるのかなぁ」とお母さんに聞くと『そうだと思うわ。2人の邪魔をしたくないから電話もしないつもり』って!!
私、マラケシュに発たないといけないんですけど。しかも、明日の7時には空港に着いていないといけないので、今日しかマラケシュ観光できないんですけど。この6日間、結婚式の準備の為に、家=親戚の家=車の中の往復ばかりで、観光名所はモスクしか見ていないんですけど!!
今後何十年も一緒に過ごす彼等なのだから、電話して家に入らせてくれーと思ってしまう私がいけないのか。でも、そんな事を言われて私が勝手に家に行く訳にもいかず、待ちました。

結局新婚カップルが親戚宅に現れたのは出発予定だった16時。急いで家に帰りシャワーを浴びて出てくると、従兄が来ていたので迎えに来てくれたのかと思い「もう支度できたの?」と聞くと『うん・・・』となんかはっきりしない返事。まあいいやと思って荷物整理をし、化粧をしながら、一緒に来ることになった友人の妹に「従兄ももう来ているし、あなたは支度しなくていいの?」と言うと『それが、両親と叔母さん達が彼の車でカサブランカに行ってしまったの。彼等が戻るまで出発できないわ』と言うではないですか!!!
えーーーーーーーー!!!
確かに、遠い親戚一家がひどい交通事故に遭ったという話を今朝していたのですが、見舞いの”み”の字も出ていなかったのに。何故に彼の車で行ってしまったかというと、もう1台の車は塗装中とのこと。こんな時に!
しかも、猛ダッシュで支度をしていた私に一言も言わない彼等。何故だ〜。
はぁ。へなへなとソファに座る私。
さっき親戚の家を出る時は出掛ける気配は全くなかったから、後2時間はまず帰ってこないだろうな。

待つことに慣れてきたモロッコ生活ですが、さすがに今日は避けたかったと思いながら待つこと数時間。そうして彼等が戻ってきたのは21時半。「出発の準備はできた?」って、お母さん。3時間以上前にできてます。
車は親戚宅に着くだろうからお別れの挨拶はその時でいいやと思っていたら、車はもう持ってきたとのこと。急いで親戚宅へ行き、叔母さま方&子供達に挨拶。最後のミントティーを飲んでいきなさいと用意してくれちゃって、急いでいるのーと思いつつもその好意が嬉しく、有り難く頂戴しました。

22時過ぎ、ようやくマラケシュへ向けて出発。
ガソリンを入れ、皆夕食がまだだったのでモロッコ版サルシッチャをその場で焼いて作ってくれるパニーノを途中で買い、暫く走って外を見たらまだ家の近く!時刻は23時!何でーーー?!『家の近くのパニーノ屋が美味しいから』と、ガソリンを入れた後に又家方面へ戻った様子。この調子じゃいつ着くんだか。

高速道路に乗って車を走らせ、夜中の1時半にようやくマラケシュに着きます。
空港へ行く7時まで、5時間半しかありません(汗)。
従兄、車で走りながら同じく走っている車やバイクの運転手に道を聞くので、ちょっとびっくり。聞かれた方も走りながら答え、しかも皆とても親切に教えてくれます。モロッコ人、いい人達です。
そうして何人にも聞きながら町の中心地に到着。

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広場へ続く道では、地面に商品を並べた物売りが通りを埋め尽くしています。
「マラケシュの町は眠らない町だね〜」『人が沢山いるね〜』と、従兄や妹が口々に強調します。
強調されても1時半は1時半ですけどね。
マラケシュは日中は40度を超えあまりに暑いので、人々は日が沈んでから活動するそうです。確かに、この時間とは思えないほど人が歩いています。

冒頭写真が有名なジャマ・エル・フナ広場。ネットでモロッコについて調べた際に何度も見たこの広場。実際は、思っていたより小さかったです。明かりは全て、屋台の明かり。

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食べ物屋から出る煙がもくもくと、すごい事になっています。

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この広場の名物、オレンジジュースの屋台。
約150件はあるという広場の屋台。その半分以上はこのオレンジジュース屋台ではないかと思うくらい、そこかしこに溢れていました。
1杯4DH、約40円ととっても安いです。飲みたかったけれど、レストランやバールなどは殆ど閉まっておりトイレを見つけるのが難しそうなので、水分摂取は避けた方が賢明と考え我慢しました。

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食べている人より作る人の方が多かったりして。

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こんな風に、1人で作っている屋台もあります。

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夜中の2時にしては人が多いですが、閉め始めている屋台も何件かあります。
マラケシュでは バブーシュという皮スリッパと、モロッコのカラフルな食器を買いたかったのですが、スーク(市場)は勿論、広場に面した土産物屋もすでに殆どがシャッターを降ろしたあと。
友人は遅く出発する我々に「フナ広場は夜中じゅう開いているから」と元気付けていましたが、食べ物屋しかないので何も買えません。

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広場から徒歩数分のクトゥビーヤ・モスク。12世紀に建てられた、市内で最も大きなモスクだそうです。この時間では当然閉まっていましたが、昼間でも中には入れないそうです。
行きたいと思っていた、ジャマ・エル・フナ広場近くのメナラ庭園へも行けず。
マラケシュまで来た意味、何もなし。
飛行機の増額分と、ガソリン代と高速代を払いながらも、来た意味全くなし。最後の最後まで、想定外に進んだモロッコ滞在。

でも、結婚までのドタバタやモロッコ人家庭での生活を体験するなんて、そうどこにでも転がっているものではないので、来て良かったと思います。何より、本当に親切で素敵な家族に出逢えたことがこの旅の宝。親戚の皆は「次はあなたの結婚式をモロッコでするわよ」と言ってくれましたが、果たしてモロッコ人の伴侶を見つけることができるのでしょうか。


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by italiawine | 2016-09-01 10:45 | 旅行