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番外編!会場外でのブルネッロ試飲会

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さて、入るまでに苦労したブルネッロ・ディ・モンタルチーノの展示会「ベンヴェヌート・ブルネッロ」ですが(詳しくは→こちら)、会場外でも試飲会があると聞き付けた私達。
興味のあるブルネッロは全て試飲をしたので、そのもう1つの試飲会へ行こうと、会場だというフォルテッツァ(要塞跡)へ向かいます。
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人で賑わっているはずなのに、いるのはワインに関係のなさそうな観光客の家族のみ。
唯一あるエノテカを外から見てみます。
中には、食事をする1組のカップルのみ。本当にここなの?
ちょうど中から人が出てきたので、聞いてみるとここだという返事。
入ってカウンターにいるお店の人に聞くと、ワインが30本ほど並ぶテーブルを指して、「好きなだけ試飲していいよ」と言うではありませんか。しかも無料!試飲用のグラスまで貸してくれます。

先程までいた展示会場には出品していない、私の好きなブルネッロ達が鎮座している!
さて、ここで【キャンペーン】私の「HOT」なモノ・コトランキング !!!

こちらでのお気に入りワイン第3位は冒頭写真の「カーヴァ・ドーニチェ」のブルネッロ2012。
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第2位は「ピアン・デッロリーノ」のロッソ2014。
どちらも素晴らしいワインです。

そして栄光の第1位はこちらぁぁぁ
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「シーロ・パチェンティ」のブルネッロ2012。
フルーティーな果実味が豊富な逸品です。

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by italiawine | 2017-02-22 02:30 | ワインイベント

最終日はブルネッロ・ディ・モンタルチーノの展示会

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9日間に渡って開催されるトスカーナワインの展示会。

トスカーナを代表するワインである、キャンティ、キャンティ・クラッシコ、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ、ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの5種類のワイン協会が、それぞれの産地でこの展示会を繰り広げます。

5種類の中で最も熟成期間の長いブルネッロが、最終日を飾ります。

その価格は4000円くらいからウン万円までと、イタリアでも値の張るワインです。


例年は行くと決めたら余裕を持ってチケットと車の手配をするのですが、今年はちょっと怠惰になって「行かなくてもいいかな~」と思っていたのです。

キャンティとキャンティ・クラッシコで3日間ハードに働いたし。

ところが数日前に会った友人が「行こうかなと思っている」と言うので、ちょっと気持ちが動き始め、職場のエノテカに聞いてみるも招待状はなし。他の友人をあたってみてもなし。

昨年までは招待状のみだったのに、今年から有料でチケットの販売も始めたそうで、各生産者に割り当てられる招待状が少ないのだとか。それは見つからないわ。

どうにか友人が前日に確保してくれ、車もフィレンツェからは無理だったものの、シエナからモンタルチーノまで連れて行ってくれる人が見つかりました。


ということで、朝の7時に集合。早い(涙)!

でも、いつも大混雑のこの展示会。数年前に11時に着いた時は既に長蛇の列で、寒空の下1時間も外で待たされたので、早く行くに越したことはありません。

シエナ行きのバスに乗り、8時45分に到着。

友人と合流してバールで朝食を摂り、そこから車でモンタルチーノへ向かいます。

時刻は10時。7時にフィレンツェに集合してから既に3時間が経過。

それでも、心配していた列はまだ10人程。良かった~。


さて、我々4人の内、すぐに入れるチケットを持っているのは1人のみ。1人は会場にいる生産者を呼んでから。1人はチケットなし。私はというと、チケットはあるものの、昨日の日付の物。一か八か、列に並んで入場してみます。最初の係員によるコントロールは無事に通過。次の関門、バーコードを機械で読み取るところでアウト。機械は正直です(涙)。担当者は「申し訳ないけれど、この受付でチケットを買うなら50ユーロ、オンラインなら35ユーロだからオンラインで試すことを勧めるわ」と言います。いや、€35だって十分高いですよ。

とりあえず友人が中に入り、チケットを探してくれると言います。

ここまで来るのにかかった私の3時間は無駄になるのか。しかも帰るのにも数時間。別会場でも試飲会があるというし、皆が終わるまでそちらで時間を潰していてもいいかと、諦め&ポジティブ方向に転換しかけていたところ、友人からチケットが見つかったという連絡が。有難い!

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そうしてようやく無事に会場内に潜入。

チケット有料作戦が功を奏したか、はたまた仇になったか、会場内は比較的空いています。


まずは冒頭の鉄壁ポッジョ・ディ・ソット。なくなったら困るので、先に飲んでおきましょう。生産者によって例外はありますが、基本的に今年出回る2015年のロッソ・ディ・モンタルチーノと、2012年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノが試飲できます。加えてリゼルヴァやクルを飲ませてくれる生産者も。

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【キャンペーン】私の「HOT」なモノ・コトランキング

ということで、今年の私の1位は愛するセスティ。やっぱり美味しい。昨年11月に行きたかったのに、閉まっていて行けず。

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生産者のお二人。

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こちらはその11月に訪問したアルテジーノ。

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友人が日本に出しているクパーノ。

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別の友人が勧めていた、カパルツォの「ラ・カーザ」。ワインエキスパートのおすすめだけあって、悪くないです。

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タレンティ。

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いつも評判の良いマストロヤンニ。

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さて、私の個人的なランキングの続き、第2位は冒頭で紹介したポッジョ・ディ・ソット。

そして第3位は、うちのエノテカで扱っている大好きなピエトローゾ。ロッソよりもブルネッロが特にオススメです。

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隠し持っていた「Villa Montosoli」も味見させてくれました。約3000本しか生産しない、葡萄はサンジョヴェーゼを主体にコロリーノ、チリエジョーロ、カナイオーロを僅かに加えたワインです。

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こちらはうちに新しく入ったレ・マチョーケ。

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以前うちのエノテカで取っていたピアンコルネッロ。

他にも色々試飲しましたが、昔ほどは飲めなくなりました。


結局最後まで例年の大混雑はなく、比較的ゆったり試飲ができました。毎年恒例でうんざりする押し合いへし合いのランチブッフェも、嘘のように穏やか。15分待ってたったの2切れしか貰えなかった淋しいブッフェも、今年は生ハムやサラミにチーズが好きなだけ食べ放題。ドルチェまであり、例年との差に目を疑うほど。さすがに35ユーロ払って入った人に、生ハム2切れでは怒られますからね。

今年は友人達の計らいのお陰で楽しめた、ブルネッロの試飲会でした。


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by italiawine | 2017-02-21 23:42 | ワインイベント

キャンティ・クラッシコワイン試飲会の舞台裏 (才能応援プロジェクト ウェブライター部門)

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2月14日のキャンティを皮切りに、23日のブルネッロ・ディ・モンタルチーノまで、10日間に渡って行なわれたトスカーナワインの試飲会。
世界各国からジャーナリストやバイヤー、インポーターが集まり、今年市場に出回るワインを試飲します。
ソムリエの仕事で1番好きなのが、この期間に行なわれるキャンティ・クラッシコの試飲会『Chianti Classico Collection』です。

今年は17・18日の2日間でした。
大きなイベントなのでフィレンツェのみでなく、グローセットやルッカ、アレッツォ等から2日間で総勢60名程のソムリエが召集されます。
1日目、私は意味も無く朝の8時前に1番乗りしてしまったので(こんなことならバールでコーヒー飲んでくるんだった!)、誰もいない会場で写真撮影。

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350種のキャンティ・クラッシコワイン。各種6本ずつ計2100本のワインが台の上に並んでいる様は壮観です。

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我々ソムリエは2時間前に会場入りし、700本の抜栓&チェックをします。

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こちら、フィレンツェ組。

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ワイン台の両側には6人掛けのテーブルが左右22台ずつ。264人のジャーナリストに対応できます。
ソムリエはジャーナリストに指定されたワインを1度に6本、ワイン台からテーブルまで運びグラスにサービスします。

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それにはこのキャンティ・クラッシコの黒雄鶏マークが付いたラックが大活躍。
これがあれば、1度に6本難なく運べます。
難なく・・・ではないですね。
開始直後でワインが全く減っていない時は、約1,3kgX6本=7,8kgもあるのです。
だんだんワインの量が減ってくるといえども、5kg前後のラックを持って1日にワイン台とテーブルの間を何往復もするのはかなりいい運動です。

10時間半の労働時間中、お昼休憩30分+コーヒー休憩10分のみ。
それ以外はずーっと立ちっぱなし。
怠け者というイメージが定着しているイタリア人ですが、やる時はやります!(笑)


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by italiawine | 2015-02-26 10:44 | アンテプリマ・トスカーナワイン

トスカーナワイン・イベント週間〜Buy Wineでの仕事

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毎年2月になると、トスカーナワインの新ヴィンテージのお披露目会が10日間程に渡って繰り広げられます。
私がAIS (イタリアソムリエ協会)のフィレンツェコースに通ったのが7年前の2007年。当時ドウォーモ広場のエノテカで働いていた私。ワインには興味があったけれどあまりに学ぶことが多そうで、どこから始めていいのかわかりませんでした。
そんな時、同居人の日本人の男の子がソムリエコースに通うと聞き、それなら私もと手続きをしたのでした。
コースの開催場所はフィレンツェのアルノ川沿いに建つ「ホテル・エクセルシオール」。家から歩いて3分という立地も通うにはもってこいでした。
コースは1・2・3レベルに分かれており、それぞれのレベルが15のレッスンから成り立ち、計45レッスン通うことになります。週1〜2回のレッスンなので、1レッスン2〜3ヶ月掛かります。レッスンは昼15時〜17時、夜20時半〜22時半の部があり、好きな部に通えます。
フィレンツェにはこのAISの他にFISER、Santuccioという組織のソムリエコースがあります。 値段は他に比べて高いですが、 唯一AISのコースが国家資格であり、最も名前の知られた組織です。
全てのコースを終えて筆記&口頭試験をパスすると晴れてソムリエ誕生となります。
ソムリエになると、様々なワインイベントや晩餐会・結婚式などへの仕事依頼があり、このトスカーナワインの新お披露目会も重要な仕事の一つです。

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1本目の仕事は2月15日。
「Buy Wine」主催で、キャンティ協会やブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会、コルトーナワイン協会などトスカーナの18協会のワインの紹介です。
私が担当したのは写真の「ヴァル・ディ・コルニア・ワイン協会」。20数種のワインをサービスします。

招待客は世界各国のワインジャーナリストと生産者を合わせて約400名。
イタリア各地にはかつて貴族の住居であった大邸宅がそこかしこにあり、現在では様々なイベントや結婚式に利用される所も多いです。おとぎ話に出てくるようなお屋敷ばかりで、見るだけでも楽しいもの。普段はなかなか機会のない場所を訪問できるのも、この仕事の魅力の1つです。
この日の会場は、フィレンツェ中心地からすぐ北東にあるモンタルト邸。門から屋敷まで車で行くというのがまず庶民の家と違います(笑)。

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神戸の北野や横浜元町の洋館っぽいですね。

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階段上の踊り場にはレトロなエレベーターが。

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ビュッフェの用意された部屋。壁の装飾がとっても素敵です。

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天井は空色に塗られ、天窓のよう。鳥が飛んでいます。

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壁の1部に鏡がはめ込まれ、中央には鳥かごが。この部屋は全体的に鳥かごの中にいるような雰囲気になっています。

ワインの用意された部屋は人で溢れかえっていましたが、友好的なジャーナリストが多く、和やかな夜となりました。

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by italiawine | 2014-03-07 08:19 | アンテプリマ・トスカーナワイン