イタリアワインのこころ

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「リストランテ・ナタリーノ」最訪問

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前回の記事の「リストランテ・ナタリーノ」。4日前に再び行ってきました。

日本では考えられなかったけれど、こちらでは昼間でもワインを頼むのが習慣になっています。職場のエノテカでお昼のまかないを食べる時も、店で出しているグラスワインの中からその日の気分でチョイスして飲みます。
週に2日は休肝日にした方がいいとか聞きますが、こちらにいるとかなり難しいです。食事にワインかビールがないとなんだか物足りないんですよね。
例えば外でお昼を食べる場合、時間のある時は2人でワインを1本注文します。
時間のあまりない場合はグラスで1〜2杯。
この日は時間がない日だったのでグラスで頼みます。あまりワインに力を入れていないお店ですと、グラスワインでとんでもなく不味い物が出て来るので、無難に行きたい時は泡にします。泡ですと鬼のように不味い物はあまりないですし、泡の勢いで多少不味くてもどうにかなります。前回頼んだグラスワインがどうだったか覚えていなかったので、無難に泡にしました。フランスでいうシャンパンであるイタリアのスプマンテが良かったのですが、なかったのでプロセッコで我慢します。思ったとおり可も無く不可も無く。

前菜には冒頭写真の”polenta fritta con funghi〜ポレンタのフライ・茸のせ”、€8。ポレンタはあまり好きではありませんが、フライにしたのは好きです。ちなみにポレンタとはとうもろこしの粉を練ったもので、今ではインスタントで5分ほど練れば出来上がるものがありますが、本来は粉に水を加えて火にかけ、30分程混ぜ続けて作るものです。北イタリアの伝統料理で、肉の煮込みと合わせたりします。

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こちらは友人の”penne alla carbonara piccante con pomodoro〜ペンネのトマト入りスパイシーカルボナーラ”、確か€12。カルボナーラには本来トマトも唐辛子も入れないので、要するに邪道なカルボナーラです(笑)。

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私は”spaghetti alla bottarga〜からすみ(ぼらの卵)のスパゲティ”、確か€14。値段がうろ覚えですみません。私はオリーブオイルを使いますが、ここのはバターを使うようです。このパスタ、作るの超簡単なんです。削るか薄切りにしたからすみを茹でたパスタと和えるだけ。日本では珍味のからすみ、こちらでもそんなに安いものではありませんが1人前に使う量なんてたかが知れています。イタリアでは値段の高い肉屋やガストロノミ屋を揶揄して「gioielleria〜宝石店」と言ったりしますが、まさに中央市場のジョイエッレリーアであるチーズ屋のバローニには目玉の飛び出るような価格のからすみもあります。でもここナタリーノのパスタにそんな高級品を使うとは思えませんから、€14は高いです。でも美味しいです。

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友人はセコンドに”baccalà alla livornese”、€18。前記事で説明したリヴォルノ風バッカラがこれです。

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デザートにはパンナコッタ。まっまずい〜。パンナコッタってあのフルフルさが美味しさの秘訣なのに、どんなにお皿を傾けても直立不動の固さ。そしてもう1つの重要な要素、バニラビーンズの粒々が何処にも見当たらない!生クリーム、砂糖、ゼラチン、バニラビーンズさえあれば、30分でとっても美味しいパンナコッタが作れるのに、これを作った人はパンナコッタが何たるかを全くわかっていない。チョコレートソースで誤魔化さないでくれー。イタリアの一般的なレストランでパンナコッタを頼むと、必ずと言っていい程「チョコレートソース、それともベリーソース?」と聞かれるけれど、何もかけずにバニラの味を楽しむのがいいのに。まあ、本物のバニラビーンズを使っていないからソースで誤魔化すのだろうけど。。。


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Ristorante Natalino
Borgo degli Albizi 17/r Firenze
TEL 055-289404
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by italiawine | 2014-02-05 02:45 | フィレンツェ・レストラン | Trackback | Comments(0)

フィレンツェのレストラン・ナタリーノ

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なんと1880年創業というから130年以上もの歴史を持つレストラン、ナタリーノ。
ドウォーモ、サンタ・クローチェ教会からともに歩いて5分程の場所にあります。
昨年の暮れ、日本へ出発する前に行ってきました。

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入り口を入ってすぐ右にはカウンター、奥へ進むとテーブルの並ぶ部屋があります。
最奥の壁画の前の席へ。ちょっと薄暗いですが、なかなか落ち着く店内です。

お昼なので軽めにセコンドのみオーダーします。

冒頭の写真はオーナーがサービスで出してくれた”sformatino di ricotta con tartufo nero〜リコッタチーズのスフレ・黒トリュフのせ”。 上に掛かっている鰹節のようなものがトリュフです。目の前で削ってくれたのですが、こんなに細かく削らずに、薄くスライスできるトリュフ用のスライサーで削った方が見た目も食感もいいのにと思います。サービスしてもらったくせに文句を言うな、ですよね(笑)。

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オーダーしたセコンドはこちらの”baccalà fritto con crema di porro〜干鱈のフライ・葱クリーム添え”。昔はとっても安かったというこのバッカラ、今はお高くなってしまいました。フライにしてトマトソースで煮込んだ”baccalà alla livornese”はその名の通りトスカーナ州リヴォルノの名物なので、フィレンツェのレストランでもよく見掛ける1品です。さてこちらの葱クリーム添え、1切れなら美味しくいただけますが、2切れ目に入るとちょっとクリームが重たいかな。

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後ろの席には世界的に有名な建築家のアドルフォ・ナタリーニ氏が奥さんと一緒に来ていました。海外でも活躍する傍ら、フィレンツェ大学建築学部の教授でもあります。

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デザートにはクレーメ・カラメル。見るからに美味しそうですね。

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こちらはもったり盛られた友人のティラミス。


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Ristorante Natalino
Borgo degli Albizi 17/r Firenze
TEL 055-289404
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by italiawine | 2014-02-03 19:06 | フィレンツェ・レストラン | Trackback | Comments(0)

カッレッティエラを食べるなら @ Ruggero

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友人のKちゃんが日本からやってきました。
「どこ行きたい?」
『コストパフォーマンスのいい所!』
久しぶりにcarrettieraが食べたくなったので、じゃああそこ!

ロマーナ門から坂道を上った所にあるトッラトリア「Da Ruggero」に予約を入れました。ここは2回転制になっていて、19時半の開店時か21時の予約になります。
どうせその後飲みに行くだろうと思い、19時半で予約。
「名前は?」
『megumi!』

しかし案内された席に着くと、テーブルの上には「Legumi x 2」と書いた紙が。。。
Legumiってこっちでは「豆」という意味なんです。
いくらなんでもねぇ。
昔、私が働いていたエノテカ店主の弟は、1年間私の名前をこのようにLegumiと勘違いしていましたが、まさかここでも!
その内「エグミ」とかも出てきそうです。
写真のハウスワイン1/2リットル€6、かなり美味しくないです。白を飲みたい方はボトルで頼んだ方がいいかも。

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さて、ここで注文必須なのは、「Spaghetti alla Carrettiera〜スパゲッティ・アッラ・カッレッティエラ」。フレッシュトマトにたっぷりのニンニク&唐辛子、イタリアンパセリのみで作るシンプルなトマトソース。でもこの辛み&ニンニクの旨味が病み付きになる味です。他の店のカッレッティエラも幾つか味見しましたが、ここのが秀逸。1度食べると、また食べたくなる味です。しかも€7という良心的な値段でボリュームたっぷり。熱々で来るのも嬉しいです。辛みで鼻水が出るのを拭きながらハフハフ食べます。
辛いものや熱い汁麺類を食べると鼻水が出るのって、私だけですか?

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量が多いのを知っているので、セコンドは「Baccarà alla Livornese〜干鱈のリボルノ風トマトソース煮込み」を2人でシェアします。€15。2皿に分けて盛り付けてくれました。こういった気遣いって有り難いです。
それにしても、半分でこの量。多いな〜。
パスタは多過ぎて残したKちゃん、バッカラは完食です。今度は私の方が残してしまいました。

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ドルチェにはぷるんぷるんのクレーマカラメル。€5。
これも半分こします。ぷるぷるで途中で倒れました。
他にもりんごのタルトや桃のワイン煮など、そそられる物が勢揃い。桃なんて綺麗なカラメル色で、どんなに食べたかったことか。でも、あまりにお腹いっぱいで入る余地がありませんでした。次回はカッレッティエラ1皿と、セコンドではなくアンティをシェアくらいでいいかも。そうすればドルチェまで辿り着けます。

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私達のテーブル担当は、桜の入れ墨入りの髪を1つに結った男の人。いつもいて、とっても感じのいい人です。


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Trattoria da Ruggero Via Senese 89r Firenze
TEL 055-220542
火・水定休
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by italiawine | 2013-10-14 06:51 | フィレンツェ・レストラン | Trackback | Comments(0)

Pane e Vino

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知人と夕食を食べに行くこととなり「Brindellone」にしようと決めていましたが、平日だからとタカをくくって18時に予約のTELをしたところ「今日はもう満席」と非情な返事。何となくサン・フレディアーノ地区が良かったので、友人の経営する「Osteria Personale IO」にTEL。こちらは席はあったのですが、当の友人が休みとのことで又にします。
トリップアドバイザーか何かで人気の「Pane e Vino」。ただ、あまりに良い事ばかり書いてあるので今一つ信用できないのですが、予約のTELをしてみます。

20時半、レストランに到着。
1階と厨房のある2階があり、2階を選択。

アンティパストには干鱈の団子フライ・トマトのパン粥添えニンニクソース Polpettine fritte di baccalà con pappa al pomodoro, salsa all'aglio dolce €12。バッカラ好きでメニューにあるとついつい頼んでしまうのですが、トマトの酸味がフライの油を中和して重くならずに美味しいです。

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セコンドには豚あばら肉の甘酢ソース Rosticciana all'agrodolce。味がしっかり浸みています。
ドルチェは柿のババロア・リキュールクリーム Bavarese di cachi con crema al rosolio €7。ゼラチン・寒天系は今にも崩れそうなフルフル状が好きなのですが、ここのはばっちりでした。

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魚&肉だったのでワインはボトルではなくグラスにし、バッカラにはPirasのヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ2011 €4、豚にはCasanova di Neriのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2007 €12を合わせました。グラスワインはハズレる事が多いのですが、白・赤共にとても状態が良かったです。

ということで、投稿サイトの皆の評価どおり、かなり満足度の高い夕食を楽しめました。


先週より、毎週火曜20時からパスタ教室が開催されているので、興味のある方は行ってみて下さい。
シェフ・バルバラもしくは他のコックさんが参加者に手打ちパスタを教え、調理後に皆でワインを飲みながら試食をするというもの。ワイン込み€15、要予約。楽しそうですね。

Ristorante Pane e Vino
Piazza di Cestello 3/r Firenze
TEL 055-2476956
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by italiawine | 2013-03-21 04:18 | フィレンツェ・レストラン | Trackback | Comments(0)

Buca dell'Orafo


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かなり久しぶりにDavidの働くBuca dell'Orafo へ。1945年から続く老舗レストランです。
彼とはリヴォルノまでケミカル・ブラザーズのコンサートに行ったりもしました。2008年のこと。懐かしいですね。
昔はここでカメリエレをしていた彼。その昔は彼のお父さんもここで働いていました。今、Davidは若いながらも経営者の一員となってキッチンにいます。
そして、他の土地へ勉強に行っていた料理人の竜太くんも現在戻って来ています。

ここには初めて来る連れの友人、「このburro e acciughe って€15もしますけど。。。」そう、庶民の魚のはずのカタクチイワシとバターでこの値段は高いですよね。でも、ここの塩漬けのアンチョピは美味しくていつも頼んでしまいます。なので今日も注文。このトーストしたパンにバターとイワシを乗せて頂きます。やっぱり美味しい!

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この店で頼む物の定番、不揃いの長方形パスタをラグーソースで和え、ペコリーノチーズをかけた maltagliati sugo e pecorino €12は友人が、私は干鱈のトマトソース煮 baccalà alla fiorentina €18とアーティチョークフライ carciofi fritti €10。このフリットにしても、フィレンツェの平均価格より若干高め。昔も決して安い店ではありませんでしたが、全体的に値上がりしたかもしれません。

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友人はセコンドに牛肉の煮込みといんげん豆のトマト煮 stracotto e fagioli all'uccelletto €20。

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ドルチェは定番リンゴのタルト torta di mera と洋梨のカラメリゼ pera caramellato。変わらぬ美味しさ。
ワインはMazzei Fonterutoli Chianti Classico 2009。
いつも混んでいるので予約は必須です。

Ristorante Buca dell'Orafo
Via dei Girolami 28/r Firenze
TEL 055-213619
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by italiawine | 2013-03-20 04:16 | フィレンツェ・レストラン | Trackback | Comments(0)