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イタリアよりもマフィアな国?!モロッコ

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予定では19時前には着いているはずだったマラケシュ。どうしてそうなったかはこちらを読んでいただくとして、実際に到着したのは夜中の1時半。
こんな時間に見る所は、地面に商品を並べる露天商で溢れた通り1本と、食べ物屋しかないジャマ・エル・フナ広場のみで、夜中の3時には何もすることのなくなった我々。空港に行く予定の朝7時にはまだ4時間もあり、中途半端です。何より皆疲れていて眠い。
泊まらせてもらう予定だった従姉の家にこんな時間に押し掛けるのも申し訳なく、これは車中で仮眠か?と思ったのですが、アミーンの奥さんが電話をしてみます。って、夜中の3時にほぼ交流のない遠い親戚に電話できるところがすごい。すると、なんと従姉が電話に出てくれ、今から来ていいとのこと。なんといい人達なのでしょう。

車を走らせてすぐ、警官に止められました。
進入してはいけない道路だったのか、免許証を要求した警官は後ろに行って何やら書類を書いています。ここでアミーンが何か言い、友人の妹が財布の中を確認します。目当ての額がなかったようで、私に「50DH(約500円)が2枚あったら100DH(約千円)をくずしてもらえる?」と聞くので、『50DHが1枚しかない』と言うと、アミーンが「急いで!」と言うので訳がわからずに渡すと、その50DHを持って警官の所へ走っていきました。
・・・!!ワイロ!!
この500円で罰則を免れたようです。。。(!!)

モロッコでは婚姻届を出す際に健康診断書も提出するそうですが、時間のなかった友人は病院に行ってワイロを払い、すぐに出してもらったとも話していました。
どうやら大抵のことはお金で動く国のようです。イタリアよりマフィアの国だ〜!

気を取り直して出発し、それから15分程で従姉の家を見つけることができました。空港からも近いです。2時間しか眠れませんでしたが、昼間待ちくたびれて疲れた体を休めることができました。
起こさないようそーっと支度をしていたのですが電気を付けない訳にはいかず、家の人を起こしてしまったところ、朝食まで用意してくれようとするので、丁寧にお断りしました。モロッコ人は旅人や来客を大切にもてなす文化を持つそうですが、本当にそうですね。

冒頭は朝7時のマラケシュ空港。なんと、世界一美しい空港にも選ばれている、幾何学模様の近代的な建物です。
時間が掛かると評判の出国審査も、朝早いのでなんなくスルー。

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これこれ!!!
これが買いたかったのー!!!
でも想像通りの空港値段なので買いません。ネットで見た平均価格と比べて倍以上。
まあ、空港なんてこういうものですよね。

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結婚式で皆が着ていたような素敵なドレスのお店もあります。
ビジューいっぱいのキラキラで欲しいな〜なんて思うのですが、着る機会はないとわかっているので見るだけ。

左上はお祈りを捧げる部屋を示す表示。市場やスーパー、人が集る所なら何処にでもあり、勿論空港にもあります。ここならではですね。

こうして私のモロッコドタバタ1週間は幕を閉じたのでした。


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by italiawine | 2016-09-03 21:12 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

夜中のマラケシュ滞在・ジャマエルフナ広場

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夜中の0時から6時間続いた結婚式が朝の6時に終わり(詳細は→こちら)、家へ帰ります。
といっても勿論親戚の家。友人の家には挙式を挙げたばかりの新婚カップルが泊まる、というのは今回ばかりは想像できたので、歯磨きセットをちゃんと持参しました。着の身着のままで泊まるはめになった昨晩とは違います(笑)。

朝11時、4時間しか寝ていませんが、目が覚めたので起床。
彼等と食べる最後の朝食。明日はマラケシュからイタリア行きの便に乗るので、今日カサブランカを出てマラケシュへ向かいます。
何故カサブランカから発たないかって?
友人が「結婚式が終わったらマラケシュに行こう。マラケシュを見ないでモロッコに来たとは言えないよ」と言ったからです。イタリア=カサブランカを往復で買った方が勿論安かったので、『帰りの便もカサブランカからでいい?』と聞くと「車でカサブランカまで戻らないといけないから、マラケシュ発の方が都合がいい」と言うので、高いながらも行きはカサブランカ着、帰りはマラケシュ発にしたのです。ただ、マラケシュからイタリアまでの直行便はなかったので、結局カサブランカ乗り換えなのですが。

ところが、2日前にマラケシュのホテルを予約する段階で「一緒に行けないかも」と言い出す友人。
でも・・・。じゃあどうするの?!
「電車でも行ける」と言う彼。
インド、エジプトと共に世界三大ウザい国と言われているモロッコで、1人で電車に乗り、マラケシュを観光しろと?!イタリア国内なら1人でへっちゃらだし、ニュージーランドにも1人で行ったことがあるので一人旅が怖いわけではないけれど、街中は男性が圧倒的に多いイスラム圏で、しかも2日後なんて心の準備ができてないよー。
すると、同席していた友人の従兄が「俺の車、出せるよ」と言うので『だったら一緒に行かない?奥さんと(3歳くらいの)息子も一緒に!ホテル代は出すから』と藁にもすがる思いで提案します。「いいよ」と軽く応じる彼。『いや、奥さんにも聞いてみて』「聞かなくても大丈夫だから」『(そんなこと言って、又間際に行けないと言われても困る)いいから聞いて!』と言って確認させると、奥さんは出掛けられることを喜んでいる様子。良かったー。
ここでちょっと責任を感じたのか、友人が「マラケシュに従姉が住んでいるはずだから、泊まれるか聞いてみる」と言ってくれ、その後彼女の家に泊まらせてもらえることになり、出発は16時頃に決まりました。

14時、シャワーも浴びたいし荷物もまとめないといけないので、そろそろ友人の家に帰りたいなと思い「まだ新婚さんは家にいるのかなぁ」とお母さんに聞くと『そうだと思うわ。2人の邪魔をしたくないから電話もしないつもり』って!!
私、マラケシュに発たないといけないんですけど。しかも、明日の7時には空港に着いていないといけないので、今日しかマラケシュ観光できないんですけど。この6日間、結婚式の準備の為に、家=親戚の家=車の中の往復ばかりで、観光名所はモスクしか見ていないんですけど!!
今後何十年も一緒に過ごす彼等なのだから、電話して家に入らせてくれーと思ってしまう私がいけないのか。でも、そんな事を言われて私が勝手に家に行く訳にもいかず、待ちました。

結局新婚カップルが親戚宅に現れたのは出発予定だった16時。急いで家に帰りシャワーを浴びて出てくると、従兄が来ていたので迎えに来てくれたのかと思い「もう支度できたの?」と聞くと『うん・・・』となんかはっきりしない返事。まあいいやと思って荷物整理をし、化粧をしながら、一緒に来ることになった友人の妹に「従兄ももう来ているし、あなたは支度しなくていいの?」と言うと『それが、両親と叔母さん達が彼の車でカサブランカに行ってしまったの。彼等が戻るまで出発できないわ』と言うではないですか!!!
えーーーーーーーー!!!
確かに、遠い親戚一家がひどい交通事故に遭ったという話を今朝していたのですが、見舞いの”み”の字も出ていなかったのに。何故に彼の車で行ってしまったかというと、もう1台の車は塗装中とのこと。こんな時に!
しかも、猛ダッシュで支度をしていた私に一言も言わない彼等。何故だ〜。
はぁ。へなへなとソファに座る私。
さっき親戚の家を出る時は出掛ける気配は全くなかったから、後2時間はまず帰ってこないだろうな。

待つことに慣れてきたモロッコ生活ですが、さすがに今日は避けたかったと思いながら待つこと数時間。そうして彼等が戻ってきたのは21時半。「出発の準備はできた?」って、お母さん。3時間以上前にできてます。
車は親戚宅に着くだろうからお別れの挨拶はその時でいいやと思っていたら、車はもう持ってきたとのこと。急いで親戚宅へ行き、叔母さま方&子供達に挨拶。最後のミントティーを飲んでいきなさいと用意してくれちゃって、急いでいるのーと思いつつもその好意が嬉しく、有り難く頂戴しました。

22時過ぎ、ようやくマラケシュへ向けて出発。
ガソリンを入れ、皆夕食がまだだったのでモロッコ版サルシッチャをその場で焼いて作ってくれるパニーノを途中で買い、暫く走って外を見たらまだ家の近く!時刻は23時!何でーーー?!『家の近くのパニーノ屋が美味しいから』と、ガソリンを入れた後に又家方面へ戻った様子。この調子じゃいつ着くんだか。

高速道路に乗って車を走らせ、夜中の1時半にようやくマラケシュに着きます。
空港へ行く7時まで、5時間半しかありません(汗)。
従兄、車で走りながら同じく走っている車やバイクの運転手に道を聞くので、ちょっとびっくり。聞かれた方も走りながら答え、しかも皆とても親切に教えてくれます。モロッコ人、いい人達です。
そうして何人にも聞きながら町の中心地に到着。

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広場へ続く道では、地面に商品を並べた物売りが通りを埋め尽くしています。
「マラケシュの町は眠らない町だね〜」『人が沢山いるね〜』と、従兄や妹が口々に強調します。
強調されても1時半は1時半ですけどね。
マラケシュは日中は40度を超えあまりに暑いので、人々は日が沈んでから活動するそうです。確かに、この時間とは思えないほど人が歩いています。

冒頭写真が有名なジャマ・エル・フナ広場。ネットでモロッコについて調べた際に何度も見たこの広場。実際は、思っていたより小さかったです。明かりは全て、屋台の明かり。

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食べ物屋から出る煙がもくもくと、すごい事になっています。

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この広場の名物、オレンジジュースの屋台。
約150件はあるという広場の屋台。その半分以上はこのオレンジジュース屋台ではないかと思うくらい、そこかしこに溢れていました。
1杯4DH、約40円ととっても安いです。飲みたかったけれど、レストランやバールなどは殆ど閉まっておりトイレを見つけるのが難しそうなので、水分摂取は避けた方が賢明と考え我慢しました。

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食べている人より作る人の方が多かったりして。

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こんな風に、1人で作っている屋台もあります。

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夜中の2時にしては人が多いですが、閉め始めている屋台も何件かあります。
マラケシュでは バブーシュという皮スリッパと、モロッコのカラフルな食器を買いたかったのですが、スーク(市場)は勿論、広場に面した土産物屋もすでに殆どがシャッターを降ろしたあと。
友人は遅く出発する我々に「フナ広場は夜中じゅう開いているから」と元気付けていましたが、食べ物屋しかないので何も買えません。

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広場から徒歩数分のクトゥビーヤ・モスク。12世紀に建てられた、市内で最も大きなモスクだそうです。この時間では当然閉まっていましたが、昼間でも中には入れないそうです。
行きたいと思っていた、ジャマ・エル・フナ広場近くのメナラ庭園へも行けず。
マラケシュまで来た意味、何もなし。
飛行機の増額分と、ガソリン代と高速代を払いながらも、来た意味全くなし。最後の最後まで、想定外に進んだモロッコ滞在。

でも、結婚までのドタバタやモロッコ人家庭での生活を体験するなんて、そうどこにでも転がっているものではないので、来て良かったと思います。何より、本当に親切で素敵な家族に出逢えたことがこの旅の宝。親戚の皆は「次はあなたの結婚式をモロッコでするわよ」と言ってくれましたが、果たしてモロッコ人の伴侶を見つけることができるのでしょうか。


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by italiawine | 2016-09-01 10:45 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

モロッコでクスクス・リベンジ!

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友人達が婚姻届を提出したせいで、親戚の家で雑魚寝をするはめになった昨夜。
母親の兄弟が14人の大家族な為、親戚の多いこと。そこに友達数人もいるもんだから、もう誰が誰かなんてわからない。
一応男性陣は2階で寝たようですが、元々女性の方が多い上に子供はこちらで寝たので、あちこちに人が転がっています。

そして今日の昼食はクスクス・リベンジ!
先日食べたクスクスがあまり口に合わなかったのですが(詳細は→こちら)、今日はいつも美味しい料理を作ってくれる叔母さま達なので大丈夫でしょう。

フィレンツェでは、5分程火に掛ければできる箱入りのクスクスを使うというお母さんですが、こちらモロッコではクスクス作りから始めるのだそう。

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こちらが元になる粉。
粗挽きのセモリナ粉です。

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近所の食料品店でこんな風に量り売りをしています。
パスタもありますね。

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丸ごと塩レモンにオリーブ各種。お客さんがひっきりなしに来ていました。

さて、このセモリナ粉に水を加えて湿らせ、さらに細かいセモリナ粉もしくは小麦粉を加えて混ぜていき、粗挽きセモリナ粉一粒ひとつぶに、細かいセモリナ粉がつくようにしていきます。この作業を何度も繰り返し、 雪だるまを作るようにだんだん太らせていくのです。

丁度いい大きさになったら蒸し器で蒸します。モロッコには2段式の蒸し器があり、下で野菜や肉を煮、上でクスクスを蒸します。

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蒸し上がったクスクスをタジンの器に移しているところ。
大人数なのですごい量です。

野菜やお肉をスープごとかけて、完成!

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一緒に寝た叔母さま方と、いただきまーす!


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by italiawine | 2016-08-27 03:40 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

結婚式の前日に行なう婚約式 in モロッコ

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さて、モロッコ・モールでケンタを食べて帰ってきた我々を待ち受けていたのは、全身緑の花嫁さん。といっても今日は婚約式なのでまだ花嫁ではないのですけどね。
婚約式には緑のドレスという約束があるのを彼女は知らず、青いドレスを用意したそう。
でも、外部に頼む、式の間に衣裳直しなどをする黒子のような人がドレスも一応用意して来るそうで、彼女の持ってきた2着の内、ましな方の1着を選んだのだそう。
もう1着は全く気に入らなかったそうです。

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ましな方も大き過ぎるのですが、とても豪華でお姫様のよう。
私も1度、こんなドレスを着てみたいなぁ。
花嫁さんは足にヘナをしてもらっているところです。
手にヘナをしている時に、花婿が到着しないといけないそう。
色々しきたりがあって面白いですね。

そのしきたりの為、我々新郎側は外に呼ばれます。
皆で貢ぎ物を持って花嫁の家に到着するという儀式をするのです。

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こちらが6つの貢ぎ物。アラジンの世界ですね。

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写真を撮っていると蓋を開けてくれました。
白い袋に入っているのはヘナ。

冒頭の写真は、胡桃やアーモンドを挟んだナツメヤシ。
左奥の白い箱は牛乳です。

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ドレスを仕立てる生地にキラキラのバッグ&靴。黒い箱は香水のようです。

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部屋着に石鹸。

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ちょっぴりおばさんチックなバッグ&靴に化粧セット。

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花嫁の家の前で、白い民族衣裳を着た男性達が楽器を奏で、花婿を中心に親戚が踊ります。「道路で踊らされるとは」とかなり恥ずかしかったという花婿。因みに左側は皆近所の野次馬です。

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家に入ると、牛乳とナツメヤシが振る舞われます。
もらおうとしている女性の手に施されているのが伝統的なオレンジ色のヘナ&模様です。

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プチケーキ。
皆あまり食べないので2つ目を貰おうとしたら、「もう1つどうぞ」と3つ目もくれました。食いしん坊だと悟られたようです。

それから意味もなく休憩。ケンタを食べておいて良かったと心底思いました。

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休憩後に出てきたのはパスティラの一種。パスティラは通常甘いので、これは変化球バージョン。パリパリ皮の中は海老、春雨、きくらげ、白身魚に唐辛子を加えて炒めたもので、春巻きの具のような感じです。出来立てを手で食べるので、熱いあつい。初めて気付いたのですが、こちらの手で食べるという習慣、熱いものは無理ですよね。
中心の方に進むとチーズも入っています。美味しくていっぱい食べちゃいました。

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2皿目は牛肉のプルーン煮。
最後はお決まりのフルーツ盛り合わせ。

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この時点で人々が帰り出し、我々も貢ぎ物の入れ物を返却しに行ったお父さん待ちだったのでもうそろそろ帰れるかなと思っていたら、こんなお菓子とミントティーが出てきました。まだまだ帰れなさそう・・・。

待ちに待って夜中の0時。ようやく帰れます。
1時間後に車が止まったと思ったら近所の親戚宅。「今夜はここで寝るわよ」ってお母さん!何も持ってきてないよーーー。
どうやら、友人の家には友人と花嫁だけを泊まらせてあげるのだそう。
今朝、無事に婚姻届を出せたと思ったらしわ寄せが我々の元に。
あっちはとっても広い家に2人きりなのに、こちらはそう広くもない家に20人くらいで寝なくちゃいけない。トイレットペーパーはきれてるし(モロッコではよくある)。
私はあまりの睡魔に速攻でソファの上で寝入ってしまったからいいけれど、翌朝起きたら床の絨毯の上に寝ている人々もいました。
恐ろしや、婚姻届の威力!


↓「でも今日の夕食はいつもの23時より早く始まったんじゃない?」という方、ワンクリックで応援して下さい016.gif

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by italiawine | 2016-08-26 09:36 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

婚約式の前にケンタを食べよう in モロッコ

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今日は婚約の日。
朝ベッドの中で朦朧としていたら人の声がして、どうやら新婦と彼女のお父さんが来ている模様。これは起きねばと思い、まだ寝たいのにもそもそとソファから這い出しました。
早くも朝食を食べている彼等。「あなたもいらっしゃい」と呼ばれ、同席します。
新郎の妹や従兄である子供達はまだソファや床に転がって寝ていました。
ほっ、最後じゃなかった(大人の中では最後だけど。。。)。

どうやら花嫁のお母さんが、婚姻届を出す日の予約を取り忘れたそうで、明日が結婚式だというのにまだ受理してもらえないそう。仕方がないので、今朝皆でこちらの区域の役所へ行ってみるのだそう。
「えっ、受理されなかったら結婚式できないの?」と驚いて聞くと、『いや、結婚式はするけれど、正式に夫婦ではないから一緒に眠れないでしょ?』とお母さん。
マジですか。モロッコでは婚姻前は一緒に眠れないの??
でも2人ともフィレンツェで育ったほぼイタリア人の新郎新婦。
まさかまだなんてことないよね?と変な想像をしてしまいます。
本人に聞きたかったけど、機会がなくて聞けませんでした。
フィレンツェに帰ってきたら聞いてみよう。
それにしても、予約を取り忘れるって、お義理母さん!

どうやらこちらの役所では予約が必要ないということで、無事に婚姻届を提出できたそう。良かったねー、一緒に寝られるねーなんて思ったいら、それが原因でとんでもなかったこの日の夜。何故かはまた後ほど。

16時には新婦の家へ到着しないといけないということで、13時過ぎから1つしかないバスルームをいつも誰かが使用中。皆かなりバタバタしています。
14時半にもう出なくちゃ間に合わない!ということで、あたふたと車に乗り込みます。
友人である新郎、彼の父母・妹、叔母2人&私の7人。
1時間程走らせて車を止め、母親&叔母2人が車を降り、市場の中へと消えていきます。
妹に聞くと、今日の式に持参する物の調達だそう。30分経っても戻って来ない3人。
まさか今購入しているわけじゃないよね。確認か引き取りに行ったんだよね(←疑惑の目)。
友人も痺れを切らして彼女達が消えて行った方へ探しに行きました。
そうしたら反対側から彼女達が戻ってきました。こういうものよね。
そして何も持っていない3人。やっぱり今注文したのかな(←再び疑惑の目)。

16時、どうにか花嫁宅に到着。
あんなに慌てて出てきたのに、まだ誰もいない家。花嫁はメイクと髪はしっかり済ませてあるものの、下は普段着のまま。何故か一緒に来た他の面々は消え、友人&妹、私の3人が部屋にぽつんと残されます。そこへ花嫁のお兄さんが出てきて、ご挨拶。
お昼を食べ損ねた我々。何か食べに行こう(いいのか?)と、我々3人+花嫁の兄の4人で外へ出ます。
「モロッコ・モール行ったことある?」とお兄さん。『ない』「あれは見なくちゃ!」ということで、モロッコ・モールへ行くことに。
短距離用のプチタクシーで行こうとしますが、丁度バスが来て、お兄さんが『目の前で止まるからあれで行こう。タクシーより安いし』と言います。でも躊躇する友人。モロッコ人も躊躇するバスって一体どんなのか。

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1人50セントを払って乗り込むと、さすがに綺麗ではありませんが、許容範囲の汚さ。カンボジアで乗ったバスの方がよっぽどすごいです。次のバス停から乗ってきたグループが、1人はこん棒を持っていて(左後列より3番目の彼)、友人の妹が衝撃を受けていましたが、彼等は子供連れだったので、私は何もしないだろうと気楽に乗っていました。
最後列の左の彼は、右に座る花嫁のお兄さんをガン見していますけど(笑)。
男性である友人もちょっと怖がっていたのには驚き。
ゴキブリが走るタイの列車や、暑くて汚くてダニが絶対いそうなカンボジアのバスに比べたら、こんなの可愛いものです。もっと怖いエセタクシーに乗せられた経験(詳しくは→こちら)を持つ私には、屁でもありません。

そしてもちろん何事も無くモロッコ・モールに到着。
数年前に爆弾事故があったそうで、入店時に手荷物検査をされます。
バスよりこっちの方が怖いじゃん!

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様々な魚の泳ぐ巨大な水槽があります。中心をガラス張りのエレベーターが通っていて、ちょっと乗ってみたかったのですが、 1人2、5ユーロと聞いて友人に速攻却下されました。 綺麗でしょうね。
表には人が沢山いるのに、裏には誰もいなくて穴場です(冒頭写真が裏側です)。

3階にはフードコート。
イタリアにはないので、もう何年も行っていないケンタへ。

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外のテラス席で海を眺めながらのフライドチキン ♪
海の手前の水の部分はモロッコ・ホールの噴水になっていて、1時間に1回ラスベガスのような噴水ショーがあるそうです。音楽がモロッコ音楽というのがミソだそうです。

18時。そろそろ家に戻ろうと、プチタクシーを拾います。3人が定員なのか、花婿のお兄さんは別のタクシーで。1台1ユーロなので、2台で2ユーロ。結局バス代4人分と同じなのでした。


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by italiawine | 2016-08-25 00:41 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

ヘナでタトゥー気分 in モロッコ

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てんこ盛りスパゲティー(詳しくは→こちら)を皆でささっと食べ、1時間車に乗って友人の実家へ帰ります。
と思ったら近所の親戚の家へ。えっ、まだ寝に帰らないの?
ハリラスープが用意されたと思ったら、食べる間もなく「別のヘナ師が見つかったから、今から行くわよー」って!えー、23時過ぎてますけど。こんな時間に受け付けてくれるんですか?

車で5分。サロンというよりもヘナ師の家という感じの場所へ。
ヘナ師、パジャマだし。
我々4人にヘナ師1人。一体何時に終わるのでしょう。
まず新郎のお母さんからスタート。針のない注射器にヘナを入れ、模様を書いていきます。

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色はヘナ100%のオレンジ色。最初は緑ですが、乾くとオレンジになります。
慣れているのか結構早く、両手を裏表やってもらって20分程。

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冒頭の写真は手の甲で、こちらは手の平です。
ここで、「手持ちの注射器の具合が悪く上手くできないから、今日はもう続けたくない」とヘナ師。ほっとする私。家に帰れる!

0時過ぎに友人の実家へ戻り、カフェオレとクッキーでお腹を満たして1時就寝。
モロッコの1日、長いです。

翌日。モロッコ4日目。
1日の活動時間が長くて、もうずっとモロッコにいるかのそうな錯覚が・・・。
いつも通りとっても美味しい朝食を家で食べ、今日こそはとヘナ師の元へ向かいます。

私は伝統的なオレンジ色よりも黒が良かったので、お金を渡して助手の人に買って来てもらいます。20g程の小箱ですが、50セントと激安。

夕べお母さんがしてもらったのはヘナ師におまかせの柄なのですが、私は自分の好きな柄にして欲しかったので、ネットで選んだ写真をヘナ師に見せました。結構細かい柄を選択したので「これはインドスタイルだ」と、ちょっとやりたくなさそう。そこを『細部まで再現しなくていいから。大体こんな感じなのでいいから』と説き伏せます。

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書いている間「これは細かくて仕事量が多いなぁ」と、昨日と同じパジャマ姿のヘナ師。
でも、手の平は無しで甲だけで頼んでいたので、お母さんに書いた手の平&甲に比べたら、仕事量少ないと思うんですよね、ブツブツ・・・。

足もお願いしました。
両足で違うデザインだったのですが、「足は同じにしないと縁起が良くない」と本当なんだか、ただ単に面倒だったからかわかりませんがそう言われ、従わない訳にもいかず同じ柄になりました。足も普通は足の裏まで書くのですが、私は表だけにしました。
料金は4ユーロ。

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100%満足な仕上がり♡

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黒色、デザインとも珍しく、皆に大好評でした。
1〜2時間あまり動かないようにしてヘナを乾燥させ、乾いたらポロポロ剥がします。
2週間程で自然に消えていきます。
束の間のタトゥーのようで楽しいですよ。


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by italiawine | 2016-08-22 07:29 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

モロッコの市場(スーク)&婚礼衣裳を選ぶ!

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本場のクスクスを食べた後(詳しくは→こちら)は買い物へ繰り出します。まずは市場。

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山のように積まれたドライフルーツ。手前がいちじく、奥がナツメヤシですね。
日用品も売っています。

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果物も山盛り。
手前がすもも、奥が桃。

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こちらは建物内の市場。
モロッコにはジェラバという伝統衣裳があり、色や素材は様々。
ネグリジェみたいな形なので、友人の妹は下がパジャマのままだったり、友人は男なので夏は下にパンツだけ履いてバールに行ったりと、ものぐささんには便利そうです。
ここでは奥の店で好きな柄の生地を買い、手前に10名程並んだミシンを踏むおば様方に、自分の体型に合わせて縫ってもらうオーダーメイドも可能です。
時々友人のお母さんや叔母さんが、頭に巻くスカーフとジェラバを同布で揃えていて素敵で、それもオーダーメイドならではでしょうね。
スカーフとジェラバはコーディネートして着るものなのか観察してみましたが、よくわかりませんでした。スカーフの巻き方も、人によって違うようです。ずれないように待ち針で留めていたりして、転んで頭に刺さったらどうするのだろうと、他人事ながら心配してしまいます。

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この市場へ来た目的は、友人の婚礼衣裳を選ぶため。
あれっ、結婚式って2日後・・・だったよね?!まだ選んでなかったの?!?!
昨日は、私の行きたい青の町シェフシャウエンに1〜2泊で行ってもいいと言っていた友人。そんなことしている場合じゃなかったじゃん!

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はーい、男性用ラインナップはこんな感じで〜す。
数着試着して、白いのに決めていました。
シャツ・パンツ・上着・バブーシュという靴一式で50ユーロだそうです。
お財布係の叔母さんと従兄が、お店のお兄さん相手に手強い値引き交渉。
5歳の時からフィレンツェ住まいですっかりイタリア人の友人は「俺にはできない」と感心していました。

次は、花嫁に送る花選びなのですが、届ける花嫁の家の住所がわからないそう。花嫁のお母さんに電話しても出ないって・・・(汗)。そこから?!
さっきの市場で別れた花婿である友人に電話した方が早くない?っていうか、普通事前に調べておくよね。
行ったことはあるので車では行けるらしく、皆で花嫁の家へ。
チャイムを鳴らしても誰も出ず。
隣りの肉屋さんに話を聞いたりしてそこに留まること30分。
何を話しているのかわからないので、何故30分もそこにいたのか疑問ですが、ようやく車に乗って何処かへ動き出します。
何度も止まって道行く人に聞きながら花屋探し。これも調べてなかったんかーい。

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2時間以上かけて3件の花屋巡り。
もう外はすっかり真っ暗。
奥の白い縁取りタイプが伝統的な花嫁贈呈用みたいです。新郎新婦の乗る車のボンネットを飾る花もセットで購入していました。

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お腹空いたな〜と思って見ていたら、お父さんが買ってくれました。
子供か、私は(笑)。
ヨーグルトやババロアのお店です。

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写真を撮っていたら「これも欲しいの?」と、右のカステラのようなケーキも買ってくれました。子供か、私は(再)。有難う、お父さん。よく私の意思が見えましたね(笑)。

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甘い物のお店なのに、男性ばかり!

ようやくお昼を食べた親戚宅に戻ったのは21時頃。
婚礼衣裳と花を買うだけに何時間掛かったことか。
これがモロッコの時間の流れ方なのか・・・。

モロッコでは結婚の際、女性は手足にヘナをするのが伝統で、それを我々にしてくれるヘナ師が家に来ているはずだったのに、足を悪くして動けないとの連絡が。
それでは我々が彼女の家へ行こうなどと揉めていましたが、結局行かないことに。

今夜の夕食はいつになるのだと暗澹としていると、

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どーん!!
予想だにしていなかったモロッコの家庭で食べるパスタ!
写真ではわかりにくいですが、直径50cmくらいの大皿にてんこ盛りにされたスパゲティーです。見た目に反し(失礼!)、味はそう悪くなかったです。


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by italiawine | 2016-08-21 22:36 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

モロッコで食べる本場のクスクス

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昨日はあまりに疲れていたので気付きませんでしたが、今朝はまだ陽も昇らぬ5時に、近くのモスクからお祈りの放送が聞こえてきました。家の中でも数人がお祈りをしている気配を夢うつつの中で感じました。

朝食を食べながら、友人のお母さんに「今日はカサブランカの親戚の家へ行くわよ」と言われます。
私のラバット&海行きはどうやら今日も実現しない模様。。。

買い出しに出ていたお父さんが帰ってきたので、近所のバールへネットをしに行きます。
3つしかない家の鍵を夕べ友人が紛失したので2個しかなく、お父さんが出掛けに外から鍵を掛けたので、戻って来るまで出られなかったのです。外から掛けたら中からは開けられないというのも不便ですよね。
20分程してネットを終えて家に帰ると、お父さんが再び出掛けてしまい、その際に又外から鍵を掛けたので中からは開かないとのこと。えー!!何故掛けちゃったの!?

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気温が40度近くある外で待つはめに。
写真は道の反対側なので陰がありますが、私のいる方は陰が殆どなし。日向にはとてもじゃないけれどいられないので、僅かな日陰に身を屈めます。何てこったい。
お母さんと叔母さんが家にあった数本の鍵で開かないか試してくれますが、どれも合わない模様。そろそろ限界と思った30分後、友人の妹が帰ってきて開けてくれました。
ふー。。。倒れる前で良かった。

お父さんも帰ってきたので、友人家族に親戚数人で2台の車に分乗し、カサブランカの中心地へ向います。
友人の家もカサブランカなのですが、なんといってもカサブランカは広いので、そこから栄えている中心地までは車で1時間程掛かります。

友人のお母さんが育った家だという親戚宅へ。
冒頭のクスクスをいただきます。
写真ではわかりにくいですが、超特大大皿です。
奥に座る子供達でわかるでしょうか。これを7〜8人で食べるので、かなりの大きさです。
上に載っている野菜も1つ1つが特大。
人参、かぼちゃ、かぶ、ズッキーニ、そして牛肉。

以前シチリアで食べたクスクスがとっても美味しかったので、本場の物はさぞかし美味しいだろうと期待していたのですが、何かわからない独特の味がし、箸、もといスプーンが進みません。
そう、基本は大皿から手で食べるモロッコですが、クスクスはスプーンで食べる人もいて、私もスプーンを貰いました。必ず手で食べないといけない訳ではないんですね。
それでも大皿から皆で食べるのは一緒で、これが問題。自分の目の前の幅5cmくらいの陣地を皿の中心へ食べ進めていくので、誰がどれだけ食べているかすぐにわかってしまうのです。
おもてなしの心が強いモロッコの人達は、私があまり食べていないのを見て「クーリ、クーリ(もっと食べなさい)」と言ってくれるのです。この「クーリ」が、イタリア語では「お尻」の複数形で、言われるとちょっと頬が緩んでしまいます。

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食後はいつものフルーツ。
手前のメロンはイタリアより味が薄いですが、スイカは美味しかったです。
季節柄、道端でこのメロンとスイカを売る光景をよく目にしました。


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by italiawine | 2016-08-21 21:45 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

モロッコでハリラスープを作る

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朝5時のお祈りの放送さえ聞こえずに、ぐっすり眠って起きた2日目。
カサブランカから1時間程の首都ラバットへ行こうということで、12時半に車で出発しました。
海も近いので、水着も着込んで♡
友人&友人の妹と私。運転はお父さんです。
3日後が結婚式ですが、準備をしなくていいのでしょうか。
まあ、本人がいいと言うのでいいのでしょう。。。

1時間してカサブランカの市内に着き、お父さんが親類にパン屋を見せてもらう約束をしたと言うので、停車します。そのまま親類の家へ。
どうやら昼食をここで食べる模様。
友人は「ささっとパニーノでも食べて早くラバットへ行こう」と言いますが、受け入れられず。
かなり怒ってくれていますが、『こんな機会もなかなかないから』と私が友人をなだめます。

基本的にお酒を飲まない民族なので、食事時にはコーラやハワイ(ファンタオレンジにココナッツとパッションフルーツをミックスしたもの。おそらくモロッコでしか買えない飲み物?)、ファンタアップルのポンムを飲みます。子供時代に戻ったよう。

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突き出しに極細切りキュウリ。
昨日の白米同様甘い味付けで、日本人にはちょっとかなぁ。
続いてキュウリ&トマトのミックスサラダ。

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お次はラタトゥイユのような物の上に鰯が載った一皿。ラタトゥイユが特に美味しい。

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白身魚のフライ。茄子のソースを付けていただきます。

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デザートに甘い物は出ず、必ずフルーツ。
こんな風に、ナイフを添えて豪快に丸ごと出てきます。

こちらの家には若い女性のお手伝いさんがいました。
モロッコでは結構普通だそう。
イタリアではペルーやフィリピン人が多いですが、こちらではモロッコの田舎から来るお手伝いさんが多いそうです。

2時間ほどで親戚宅を後にし、両替の為に近くのスーク(市場)へ向かいます。
イタリアでのレートより断然良いです。

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まるでハワイのような(行ったことないけど)両替所前の通り。

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どうせなのでスークも見ようと、お店を物色。
結婚式では、モロッコ人は皆伝統的な衣裳をまとうそうで、私も着なくちゃ!と言われ、見てみます。
さすがにきらびやかな衣裳は€70以上と、1回しか袖を通さないであろう物にしては結構高い。
しかも長袖で暑そう。
何よりサイズがなかった!日本のLサイズくらいの大きさのMサイズが最少とのこと。
子供用でも見てみるかと思って店を出ようとしたら、半袖で涼しげな物がサイズも小さめであり。価格も15DH(約€15)と、とても良心的。
3色試着してみますが、まだ1件目なので「ちょっと考えます」と言って店を出ようとすると、お父さんが怒り気味。どうやら買えと言っているらしい。
いやいや、せめてもう1件別のお店を見せて下さい。

ぶつぶつ言い続けるお父さんを無視して(もっともモロッコ語なので何を言っているのかははっきりわかりませんが、ニュアンスは伝わってきますよね)、次のお店へ。
同じ型の、色&飾り違いが格安の7DH(約€7)。
でも、安いだけあって生地もぺろぺろしています。
お父さんは「両方買えばいいじゃん」って。
あの、どうせ今回しか着ないでしょうに、2着も要りません。そんなに言うなら、お父さん買って下さい、って思います。
お祈りの時間が来たそうで、ここの狭い店内を借りて、お父さんお祈りを始めます。
そういえば、先程の親戚の家でもしていました。日に5度あるそうです。
私の友人は1度もしないですが、その妹は家にいる時はお祈りをするなど、信仰度合いは同じ家族でも皆バラバラ。

結局最初の店に戻ってピンク地に金色刺繍の服を買います。
なんだかんだ言っていたお父さんですが、店主と値引き交渉をしてくれて13DH(€13)になりました(笑)。

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そこからすぐの、カサブランカの名所「王のモスク」へ行ってきました。
あまりに大きくて遠くからしか全体像が写せません。
海辺に大きくそびえ立ち、とても目立ちます。
ここですでに18時。時間のせいか閉まっていたのですが、どうやらイスラム教徒しか中に入れないそうです。

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外から1時間程見学し、車へ戻ります。
車を走らせるお父さん。
うーん、これは家方面だな。ラバットへは行かないな、今日は。
服の下に水着まで来て、すっかり海へ行く気満々だった我々3人は一体。。。
まあ、明日があるしね、仕方ない。

家へ帰って20時。
やっぱりミントティー&手作りクッキーのおやつ。
「今日は早く夕食にする予定よ!」と言うお母さん。
でも、そこから始まったんですよねぇ、夕食作り。
今夜はハリラスープということで、叔母数人に従妹も集まって準備です。
何しろひよこ豆の薄皮は一つひとつ手で取るわ、レンズ豆は混ざったゴミを除ける所から始めるわ、「皆さん本気で23時前に食べる気ありますか?」という状況。
中に入れるハーブの量が半端ない。
セロリ、パセリ、コリアンダー、どれも大きな束で。特にコリアンダーたっぷりです。
トマトを潰したものを加え、圧力鍋で煮込み、最後に小麦粉でとろみを付けます。
ネットで調べると30分程煮込むなどとありますが、2時間は軽く煮込んでいました。

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そんな訳で、想像通り今日も23時から始まる夕食。
ナツメヤシの実と共に、こちらのとっても甘い揚げ菓子も、ハリラスープには欠かせないアイテムです。これらを齧りながらスープを飲みます。
とろみが少し強過ぎる感のスープですが、美味しく3杯いただきました 011.gif


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by italiawine | 2016-08-18 09:39 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

3日前に決めて出発したモロッコ行き!

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知り合って1ヶ月で結婚を決めた友人。「実家のモロッコで結婚するからおいでよ」って、、、10日後じゃん!!!!!

このお誘いからすぐに、彼はネット環境の整っていないモロッコの実家に帰ってしまい、『本当に行っていいのだろうか』『空港に迎えに来ると言っていたけど、来なかったら住所も知らないのに1人でどう辿り着けばいいんだ』と悶々としていましたが、「どうするの、来るの?」と彼からメッセージが来ていたので、出発3日前にして行くことに決めました!

チケットが高い、高い。
8月のハイシーズン&出発間際なせいか、ボローニャからカサブランカ、帰りはマラケシュからボローニャの往復で460ユーロ。片道3時間の近さなのに、数年前に日本へ帰った時より高いんですけど。

しかもモロッコについて何も知らない。
沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」と松田聖子の「マラケシュ」しか思い当たらない(苦笑)。
昨年同じイスラム圏のトルコへ行った時は涼しかったから良かったけれど、この夏真っ盛りの時期に長袖・長パンはつらい。モロッコへ行ったことのある友人やモロッコ人、ネット等で慌てて情報収集。
イスラム圏で最も自由な国らしく、友人も「タンクトップにミニスカで大丈夫」と言うけれど、彼等の文化も尊重したいし。。。だがしかし、自分のワードローブの中の長スカート&長パンの少なさに今更ながら驚き(汗)。やっと数着を見つけ出し、ミニスカやミニワンピも一応詰めてパッキング完成。

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こちらがロイヤルエアーモロッコの機内食。
鶏のタジンぽいものに、左は怪しいスモークサーモンの真空パック。
パンは有り得ないほど固かったけれど、味は良かったのでクリームチーズを付けて食べました。
総体的にアリタリアより全然美味しいです。
狭いと書かれていた機内も、アリタリアより格段に広いですよ。
有名らしい遅延も全くなし。

恐るおそる空港を出ると、友人が待っていてくれました!
良かったーーー。

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栄えている市街を車で走り、海辺にあるお洒落なバールへ。
イタリアにはないスタバやケンタもあり、イタリアの方がずっと保守的?

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空港から車で1時間程の彼の実家に着いたのは、夜20時過ぎ。
超豪華なサロンがどーんとあります。イスタンブールで見たハーレムの部屋がこんなのでした、というくらい豪華!
豪華か質素かの差はあれど、どの家にもこの様式のサロンがあり、来客がある場合はこの長いソファにシーツを敷いてベッド代わりにします。私もここでずっと寝ました。

近くに住む親戚も集って食べていたお茶とお菓子を振る舞われますが、夜の20時に食べるこれは、一体アペリティーヴォなのか、おやつなのか?

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写真を撮ると言ったら急いで頭にスカーフを巻く叔母さん。
スカーフなしで写真に映るのはタブーらしいです。

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とっても美味しいmssemanという薄パンみたいなもの。
サザエさんが「ふんがっふふ」という時のように、「ムンッセマン」と発音します。
家庭で食べる物は何もかも全て手作り。好みでバター、蜂蜜、ジャム、リコッタチーズ、オリーブオイル等を付けて頂きます。モロッコへ行った友人によると、屋台で食べるそれは全然美味しくないそうです。

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こちらは別生地の薄パン。勿論手作り。

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冒頭の写真のように、泡立てる為に高い位置から淹れるミントティー。
紅茶の葉とフレッシュミントで作るこのミントティー、モロッコ人の生活に欠かせません。
イタリア人のエスプレッソのようですね。

21時。
おばあちゃんを迎えに、再びカサブランカの市街へ行くというので同乗。
22時半。
おばあちゃんを実家に残し、目と鼻の先にある親戚一家の家を案内してくれます。
23時(!!)夕食。

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牛肉のプルーン煮込み。
タジンかと思いきや、圧力鍋で煮ていました。
奥に見える大きな平パンを1人1つ与えられ、小さくちぎって手に持ち、肉を挟みながら食べていきます。
こちらでは大皿から皆一緒に手で食べるのが基本。

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レーズンを入れ、甘く味付けした白米。
シナモンをかけ、好みで更に上から粉砂糖を振りかけます。
おはぎを思わせる味で不味くはないのですが、食事に甘いのはどうも苦手です。

1時半。
ようやく就寝。長〜い1日の終了です。
前回のカンボジア同様、これから1週間続く今回のモロッコも、一筋縄ではいかない旅となりました。
今年の私の旅は、こういう運命なのかしら?


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by italiawine | 2016-08-15 22:24 | 旅行 | Trackback | Comments(0)