イタリアワインのこころ

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ジュゼッペ・リナルディのワイン「ナマステ」

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バローロの生産者「ジュゼッペ・リナルディ」を訪問した際、こちらのワイン「ナマステ」を購入しました。

このワインは、マルタが数年前から造る赤ワイン。

葡萄は、ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、フレイザ、ルケのブレンドです。

ラベルは、イタリアの現代画家ジャンニ・デル・ブーエの作品。

毎年様々な団体への寄付を目的に造られ、1年目はネパール、2年目はペルー、そしてこちら3年目は南イタリア、ランペドゥーザ島の団体へ寄付されます。

この年は1000本生産され、1本10ユーロで販売。

売上金10000ユーロが寄付されます。

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ラベルに「ジュゼッペ・リナルディ」と入っています。

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カプセルも、彼らのバローロなどと同じ。

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日本未入荷のこの「ナマステ」を輸入できないかとマルタに提案してみましたが、寄付目的である為、生産は採算度外視。

輸出に必要なコストを掛けられないとのことで、お断りされました。

コスト削減の為に、販売もワイナリーでのみ、他では販売されていません。

少しでも寄付のお役に立とうと、残っていた数本の内の2本を購入しました。

日本では知られていないのか、検索をしてもヒット件数ゼロ。

イタリアのネットでも、僅か数件のヒット。

その数件のうち2件は販売サイトで、それぞれ約7500円、6100円の値を付けていました。

寄付用に造られたワインが転売されているのもどうかと思いますが。

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訪問後に新たなヴィンテージも販売されたようで、売り上げはピエモンテ州クーネオにある山岳救助隊の支援に活用されるそうです。

今回ラベルはジャンニ・デル・ブーエの絵ではなく、クールマイヨールでフランスの山岳救助隊に助け出された、登山家ボナッティ氏の写真になっています。

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# by italiawine | 2019-02-15 15:45 | ワイン | Comments(0)

公式プラチナブロガーに・・・!

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今日はご報告があります。

エキサイトブログのコンテストで「エキサイト賞」に選出され、公式プラチナブロガーに認定して頂きました!

審査は1ヶ月に及び、4次審査まで行われたそうです。

という訳で、ご報告を頂いた時はコンテストの記憶がすっかり彼方に飛んでおり、とてもびっくりしました。

スタッフの皆様、長い間お疲れ様でした。

そして、いつも遊びに来て下さる読者の皆様、本当に感謝です。

有難うございます!

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今思えば、小学生の頃はそれ程書く事に興味が無く、「詩を書きなさい」と言われてもどう書けばいいのかわからず、短い作文を書いて誤魔化しているような子供でした。

それが大人になるにつれて段々と好きになり、朝日新聞にあった読者の旅の投稿欄では、800字の旅行記を書いて3万円という破格の報酬に釣られて応募し、まぐれにも2回採用して頂いたことがあります。

その後、何処かで募集していたラジオに関するエッセイ(テーマに時代を感じます105.png)に応募し、当選はしなかったものの(しなかったんかい!!)、出版社の方から「小説を書いてみませんか」とお声掛けして頂いたこともありました(不当選者全員に声掛けしていた可能性大)。

ただ、その時はイタリアへ留学をする間際であったのと、小説を書いたことがなかった為に書ける自信も無く、「戻ってきたら考えます」とお返事をしたままでした。

そこでやる気を出していたら、人生変わっていたかもしれないのに。

でも、イタリア留学を選んだお陰で、善かれ悪しかれ(?)このフィレンツェの街が私の第2の故郷として、心に刻まれることとなりました。

まあ、今回の受賞は私の文章力云々ではなく、ただの食いしん坊的な食への飽くなき探求に依るところが大きい気もしますが、理由がどうであれ、喜ばしい事に変わりはありません。

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兎にも角にも、思いがけずにこんな嬉しい賞を頂いたので、今までのゆる〜りブログ更新を少し改めて、ちょっとだけピッチを上げて更新していきたいと思っています。

これからも、どうぞ宜しくお願いします。

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# by italiawine | 2019-02-11 19:34 | イベント | Comments(0)

バローロ生産者「ジュゼッペ・リナルディ」への訪問

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車でたった15分の距離なのに、往復で7500円もかかるハイヤーしか選択肢のない境遇(詳しくは→こちら)で辿り着いたのは、

「Giuseppe Rinaldi 〜 ジュゼッペ・リナルディ」。

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門を入るとすぐに、立派な建物が建っています。

呼び鈴を鳴らすと、昨年9月に他界した5代目当主べッペのお嬢さんで、彼から仕事を受け継いだマルタが出迎えてくれました。

他界されてから間もない訪問をお願いするのは躊躇われましたが、快く引き受けて下さいました。

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大樽が並ぶカンティーナを案内してもらいます。

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カンヌービとラヴェーラの畑で採れたネッビオーロ種で造った、バローロの入った樽。

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6〜40年の物が主流ですが、最も古い樽は102年も前の物。

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木で作られた味わいのある椅子が置かれた事務所へ移動。

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沢山ボトルが並ぶこの前で座る、ベッペの写真を見たことがあります。

その場所で、バローロを始めドルチェットやバルベーラなど、7種のワインを試飲させてもらいます。

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過去に数回飲む機会に恵まれた彼等のワイン。

私が今までに最も感銘を受けたバローロが、その中の1つです。

詳しくはこちらでご紹介しています。

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今回案内してくれた、醸造家でもある6代目のマルタ。

ワインだけでなく、ご家族の話も少し聞かせてもらいました。

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ベッペの存命中に訪問できなかったことを残念がる私に、おそらく葬儀の際に作られたであろうカードを、マルタが手渡してくれました。

彼の意志を引き継いで作る彼女達のワイン。

数年後の出来上がりを、楽しみにしたいと思います。

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# by italiawine | 2019-02-10 18:57 | ワイン | Comments(0)

アルバのタクシー事情

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アルバに取った宿は、バールも経営しています。

荷物があるので駅近が良かったのですが、何処も20㎡に満たない、ベッドだけで一杯の部屋ばかり。

同じ料金で1軒だけ若干広い部屋の宿が、駅から7分の距離にあったので、そこに決めました。

大都市トリノより高いアルバのホテル達。

トリュフ祭り期間ということもありますが、トリノよりホテル数も少ないので、高くても人が入るからでしょうね。

それにしても、トリノより1泊€20も高いとは!

それでも選んだホテルはほぼ最低料金で、その価格より安いのは1〜2軒、学生寮?と思うような部屋のみでした。

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朝食は、ホテル経営の1階のバールで。

ホテル客は私ぐらいで、他は地元の人ばかりでした。

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朝食は宿泊代に込みなのですが、何を頼んで良いのかがわからず、取り敢えずカプチーノ、フレッシュオレンジジュース(無いとも何も言われませんでしたが、出てきたのはフレッシュではなくパック入りジュース)を注文。

パニーノやブリオッシュ等10種程のパンが入ったケースから「好きなの食べて」と言われ、クリームコルネを取ります。

「卵料理もできるけど、何がいい?オムレツ?目玉焼き?」『オムレツで』「ハムとチーズも入れる?」『はい』

なかなかいいじゃない♪

ところが、待てど暮らせどこのオムレツが出てこない。

この後の予定もあるので、10分待ったところで聞いてみると、どうやら忘れられていたらしい。

それ程混んでもいないし、地元民はコーヒーやブリオッシュのみで、卵料理なんて頼んだの私だけなのにそこ忘れるかーい!!

2分で出てきたオムレツを掻き込み、部屋に戻ってハミガキをし、急いで駅へ。

ちょっと郊外へ行くには、どのバスも1日1〜3本しかないアルバ。

この日は生産者に指定された時間に合うバスがなかったので、タクシーで行く予定。

朝のバールで『ここまでタクシー呼べるかしら』と聞くと、「駅まで行った方がいいよ」と言われたので駅へ来たはいいものの、タクシーが1台もいません。

それでもタクシー乗り場はあるのでそこに立つと、すぐにイタリア人男性がやって来て「タクシー?乗って!」。

ただ、その彼の指す車が、タクシー表示のない黒塗りの乗用車。

『タクシーじゃないじゃん』

「タクシーだよ」と、Autonoleggio(いわゆるハイヤー)と書かれた許可証のような物を見せる彼。

『いや、そんなお金ないから』という私に「アルバはタクシーないんだよ」

。。。『え!?!?』

「いや〜、アルバは人口も少ないしさ〜、タクシーの営業許可が下りないんだよね〜」

それでも私は、この観光客の多いアルバの街にタクシーの無いことが信じられず、目の前のバールに入り確認すべく

『あのー、タクシーは?』

「今男の人が行かなかった?」・・・マジ?あれかい!!

そう、イタリアはタクシーの営業規制が色々あり、人口や観光客の多さ、他の交通機関の量などの様々な要因で、許可が下りるか決まるのです。

仕方なく男性の所へ戻り、『バローロまで幾ら?』と聞くと、彼は料金表を見せ「30ユーロ」とのたまう。

車で15分、バスなら€2,3しかしないことを下調べ済みの私は『すぐそこなのに30ユーロ?!高過ぎない?もうちょっと安くできないの?』と、ナポリの市場にでもいるかのように値切り交渉を試みるも、

「会社の規定だから無理」とバッサリ。

約束の時間は迫っているし、どうやらこれに乗るしか選択肢はなさそうだったので、渋々乗車。

30ユーロと言われはしたけれど、これ以上ボラれても困ると『昨日もここ来たのよね〜(←本当)』と、道は知っているから騙せないぞ感を強調。

『あなた、私のフィレンツェの友人に似ているわ〜(←これも本当)』とフレンドリー感も出し、どうにかこうにか目的地に到着。

しかも、訪問時間ぴったり。

余計にボラれることもなく30ユーロを渡し、帰りのバスが無いのもわかっていたので、訪問が終わったら呼べるように名刺をもらいます。

帰りは、おそらくアルバに戻った彼に迎えに来て貰い、再びアルバへ送って貰う事になるので、『それでも30ユーロ?』と確認する事は怠りません。60ユーロも取られてはかなわないですから。

帰りも30ユーロだという彼を信用し『じゃあ終わったら電話するからね』と別れを告げて向かった先は、

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念願のバローロ生産者「ジュゼッペ・リナルディ」。

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# by italiawine | 2019-01-17 17:02 | 旅行 | Comments(2)

小さくてのんびり「アルバ」の街

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今回は、アルバの街を拠点に、ワインの生産者を巡る計画でした。

北イタリアのピエモンテ州クーネオ県にある、アルバ。

トリノからは50kmの距離にあります。

バスも出ているようですが、私はトリノから電車で移動。

ただ、トリノ最大の駅「ポルタ・ヌォーヴァ」からは「トリノ・リンゴット」駅で乗り換えをしなければならない為、旅行者の方は躊躇されるようですね。

しかも、その乗り換え時間はたったの5分。

予定時刻通りに到着することの方が珍しいイタリアの電車では、ヒヤヒヤ物です。

大きい駅ならホームが何本もあるので、移動だけでも大変。

リンゴットには、日本にもあるイタリアの食材店「イータリー」があるので行ったことはあるのですが、車で行ったので駅を利用したことはありません。

トリノのホテルスタッフにリンゴット駅の大きさを聞くも「わからないけれど、ポルタ・ヌォーヴァよりは小さいと思うよ」。

私もそれくらいは、大体想像できます!105.png

乗り換えに間に合わないと、次の列車まで1時間待ちなのですが、ここは一か八か挑戦。

ポルタ・ヌォーヴァ駅を出発し、7分後にリンゴットに到着。

1番で降りようと思ったら、前におばさんが。

「すみません、乗り換え時間が5分しか無いので、先に降りてもいいですか?」と聞き、先に降ろしてもらいます。

優しいおばさんは『何処に行くの?』と聞き、更にアルバ行きの列車が出るホームまで確認してくれました。

お礼を告げて荷物を転がしながら走ってそのホームまで行くと、列車はまだ来ていません。

どうにか間に合いました!良かった〜。

そこからアルバまでは1時間11分。電車代は€5,75でした。

イタリアは、駅から中心地まで遠い街も時々ありますが、アルバは有難いことに、5分程歩けば街一番の目抜き通りに出ます。

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目抜き通り沿いにある、サンタ・マリア・マッダレーナ教会。

1700年代初頭の建立。

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内部は意外と派手め。

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目抜き通りから1本入ると人通りもまばらで、落ち着きます。

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本屋さんのウインドーに、ガイアのワインボトル。

トリュフ祭り期間中のせいなのか、洋服屋や靴屋など、あらゆるお店のウインドーにピエモンテワインがディスプレイされていました。

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13〜14世紀建立のサン・ドメニコ教会。

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18世紀に建てられた、サンタ・カテリーナ教会。

とても小さな街なのに、教会が本当に沢山あります。

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こちらはドゥオーモ、カッテドラーレ・ディ・サン・ロレンツォ。

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約500年の歴史を持ちますが、内部は先程の教会に比べ、随分モダンな感じ。

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散歩に疲れたら、こんな木陰で一休みもいいですね。

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# by italiawine | 2019-01-16 20:35 | 散歩 | Comments(0)