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最高のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ!

フィレンツェの伝統料理ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)を食べに、ピサの斜塔で有名なピサ県のオレンターノまで行ってきました。
小さくとも1kgはあろうかというTボーンを炭火で焼き、塩のみで味付けしたステーキで、中は血の滴るレアに仕上げます。
外国人観光客がウェルダンで頼んだりしますが、受け付けない所も多いです。
ウェルダンでは固くなり過ぎて台無しなのです。
フィレンツェに住んでいながらわざわざピサまでフィレンツェの伝統料理を食べに行くだなんて・・・。
地域料理は地元が最も美味しいのは当たり前です。

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しかも、オレンターノって何処?
一緒に行ったフィレンツェ人も初めて聞いた土地名だそう。
数日前、道でばったり会った肉屋の友人がこのオレンターノのレストランの話をし、同じ日に、別の友人が電話でオレンターノのレジデンスを購入した話をしたそう。
聞いたこともなかった土地の名を1日に2回も耳にするとは何かの因縁か。

翌日、レジデンスとレストランのどちらが第一の目的かはお察しいただく通りですが、とにかく我々はオレンターノへ向かいました。フィレンツェから車で約1時間です。
建物がぽつりぽつりとしかない、なーんにも無い所。
一体どこにレストランが?
あるサイトには「1週間前に予約しないと席が取れない」とありましたが、「こんなに田舎じゃレストランもそこ1件だろうから、皆そこに行くしかなくていつも満席なんだろう」とフィレンツェ独特のバットゥータ(冗談)を交わしながら行くと、ありました。
“Ristorante-Trattoria Da Benito”と看板が出ています。

教えてくれた肉屋の友人も肉体労働者風情ですが、店に入るとそんな感じの男性ばっかり。いかにも肉が自慢の店らしいです。

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席に着くと、カメリエラが
「アンティパストはいる?それとも、すぐにビステッカにする?」
と、ここではまるでビステッカを食べるのが当たり前のような質問。
朝から具合が悪く2度も嘔吐していた私はお肉の気分ではなく、
「メニューを見せてもらえれば」
と言うと、メニューはないそう。プリモは口頭で説明してくれましたが、友人がビステッカを食べると言うので、私もお供をすることにします。
アンティパスト1人前も頼んで。

このアンティパスト間違ってない?と思う程量の多い1人前。
サラメ・トスカーノ、生ハム、カポコッロが3枚ずつ計9枚、クロスティーノが2切れ、モッツァレッラが2個、20粒以上のオリーブに3個の玉ねぎの酢漬け。
ボリュームたっぷりです。

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2人前で頼んだビステッカが来ました。
ここは厨房で予めカットして持ってきてくれますが、注文時に聞いてくれるので自分で切りたい場合はそれもokです。
約1kgでしょうか。
外はカリカリで香ばしく、中は柔らか&ジューシー。強いていえば塩が少し弱いですが、
こんなに美味しいビステッカを食べたのは久しぶりです。
最近私の好きなフィレンツェのビステッカの店々では味が落ちたり焼きが完璧でなかったりし、他に数件行ったビステッカ自慢の店も、ここには断然劣ります。
ピサでこんなビステッカに出会えるとは、全くの予想外でした。

何より驚いたのは、その安さ。
大盛りアンティパストに1kgのビステッカ、付け合わせのいんげん豆、水、ハウスワイン、コーヒーで€40。1人€20です。
フィレンツェでは€40で1kgのビステッカしか食べられません。
ピサ県に行かれる方、おススメです!

Ristorante-Trattoria Da Benito
Via Martiri della Libertà 2, Orentano (Pisa)
TEL 0583-23155
定休日・水曜

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by italiawine | 2013-08-12 02:59 | フィレンツェ・レストラン