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イタリアワインのこころ

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da Tito〜アメリカンなトラットリア

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お昼にビステッカを食べたのに、夜もビステッカ自慢の店に予約をしています。
しかも朝から気分が優れないので、さすがに1日2度のビステッカは無理。
それでも、このトラットリア”da Tito”へ向かいました。

中は聞いていた通り外国人でいっぱい。
席に通され、水と友達はグラスワインを注文。
私は今日はアルコール抜きです。具合が悪い日限定で、年に数回の休肝日。
頭上のスピーカーからは、アメリカの音楽が大音量で流れていて、1913年から続く伝統的なトラットリアにいるはずなのに、まるでアメリカのよう。
音楽かと思いきや途中でラジオになったり、友人と「DJがいる!?」と笑ってしまいました。
近くの席では50歳を祝うアメリカ人らしい女性グループがノリノリです。

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まず「Bruschetta con alici marinati〜アンチョピマリネのブルスケッタ」€6。
玉ねぎとのマリネの具合が丁度良く、胃が欲していた味です。
友人のカプレーゼ(モッツァレッラとトマトのサラダ)€10はルッコラとバジリコ付きで、まあ普通。

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セコンドは好きな「Le Melanzane alla Parmigiana〜茄子とパルミジャーノのオーブン焼き」€10。薄切り茄子を油で揚げ、ラグー、パルミジャーノを重ねてオーブン焼きにするもので、オーブンの無い我が家ではできませんし、手間も掛かる料理です。
多少油っこいですが、それも好きな私はメニューにあるとついオーダーしてしまいます。
なかなかいい味です。
友人は「Filetto di Manzo alla genovese〜牛フィレ肉・バジリコソース」€18。食べ応えのありそうなお肉です。

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ドルチェは私がクレーマ・カラメル、友人がパンナコッタのチョコレートソース。

食後酒はサービスらしく、リモンチェッロを注文。
女性客のみの席には可愛い男性カメリエレが来て一緒に一杯飲み干していきます。
そこでちょっとおしゃべりをするのが習慣のよう。
トリップアドバイザーでこのお店の順位が高いのは、このサービスを享受した女性客の票のお陰かもしれません(笑)
ものすごーくアメリカンですが、味が悪いわけではないので、女性客で行くには楽しいお店かも。

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壁には落書きがいっぱいなので、私達も書いてきました。

Antica Trattoria “da Tito”
Via San Gallo 112r, Firenze
TEL 055-472475
by italiawine | 2013-08-12 03:10 | フィレンツェ・レストラン