イタリアワインのこころ

italiawine.exblog.jp
ブログトップ

新鮮な魚料理なら "Il Povero Pesce"

d0219019_5374962.jpg


8月のイタリア。
長いバカンス休暇を取るレストランが多く、この時期に開いているレストランは観光客向けの所が殆どで、美味しいレストラン探しが大変なのです。
それでもスタジアムの近く、カンポ・ディ・マルテ駅付近の魚料理の店が開いているというので、今日の昼食はそこに決めました。
「Povero Pesce〜ポーヴェロ・ペッシェ」といいます。

d0219019_5383251.jpg

店内はこざっぱりとして海らしい雰囲気になっています。
アンティパストには、2人分から注文できる「Antipasto Misto del Mare Caldo e Freddo〜温冷の魚介前菜盛り合わせ」にします。

d0219019_5401035.jpg

友人も私も生ものが好きなので、できるだけそれを中心にとお願いします。
運ばれてきたのは、シチリア産の生赤海老、アサリとムール貝のソテー、サーモン&バッカラのカルパッチョ、生牡蠣、バッカラ・マンテカート&今が旬のイチジク・からすみのせ、鰯のフライマリネ、小海老とズッキーニの花のフライ。全て少量ずつですが、盛り沢山です。

d0219019_5405517.jpg

サーモンは今一つでしたが、 バッカラ・マンテカートは固めに練ってある物が多い中、こちらの物は柔らかく、いかにも手作りという感じがしました。
食べている間に少しずつ出てきたので、このバッカラと鰯の写真を撮るのを忘れてしまいました。

合わせるワインはアルト・アディジェのリースリングを頼んだのですが終了しており、珍しいニュージーランドのソーヴィニヨンを試そうとしましたがそれも無く、アルト・アディジェのRitterhofのソーヴィニヨン2012年にしました。
初めて飲むワイナリーでしたが、美味しくて正解でした。
ワインリストは魚専門のレストランらしく白、ロゼ、スパークリングのみで赤はなく、結構充実した内容でした。

d0219019_5413929.jpg

セコンドは友人が鰯のフライ、私はプリモでオマール海老とミニトマトのスパゲティにします。
本来のメニューではオマール海老のニョッキですが、今ニョッキの仕入れ先が夏休みだそうで、スパゲティで作ってもらいました。いかにもイタリアらしい理由です。
若干塩味がきつめでしたが、半尾のオマール海老はこれまでイタリアで食べた何処の物よりも身がプリプリです。

d0219019_5443274.jpg

鰯のフライもサクサクで衣が薄く、軽い仕上がりでパクパクいけます。

d0219019_5451034.jpg

全て十分な量で満腹でしたが、私の好きな「オレンジのグランマルニエ風味」があったので試さずにはいられません。
ドルチェはいらないと言っていた友人も、惹かれて同じ物を注文しました。
ミケランジェロ広場近くのレストラン「オメロ」は、時期的な物か今は無いようですが、このデザートが有名で、あちらはオレンジを輪切りにして味がかなり染み込んでいますが、ここのは房ずつになっており、オメロよりさっぱりとしています。

食後のコーヒーで仕上げです。

実を言うとあまり期待していなかったのですが、特にアンティの質が良く、生の魚が好きな私にとって嬉しい発見となりました。
1つ€3,5のconcave種の生牡蠣や、少し高いですが7尾で€28のシチリアの生赤海老もあるので、次回はそれもいいかもしれません。と書きつつ、そうすると海老1尾€4という事に気付きました。た、高い!
「Pane&Olio」の生手長海老が3尾で€16ですが、スカンピは高価な海老で、先日中央市場の魚屋では1kg60〜70ユーロの値が付いていたと思います。しかも私の1番好きな海老なので(変だけど)許せます。赤海老はフィレンツェではあまり見ないので相場が分かりません。はて?
生牡蠣に関しては、「Pane&Olio」は1つ€4ですが、あちらの方が身も大きく味がしっかりしていたのでアリです。
いずれにせよ、又行きたいと思うお店ができました。

Il Povero Pesce
Via PierFortunato Calvi 8r Firenze
TEL 055-671218
[PR]
by italiawine | 2013-08-23 05:49 | フィレンツェ・レストラン