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新しい魚料理レストラン @ CaveMare

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フィエーゾレに新しくできた魚介レストラン「CaveMare」へ行ってきました。
トラットリア「la Cave di Maiano」と同じ系列で、もう少し丘を上った所にあります。

一緒に行った友人はここのオーナーと知り合いなのですが、入ってみてシェフも知り合いだったので驚いていました。
席に着く前に、オーナーに店内を案内してもらいます。
といっても中はそう広くないので外に出ると、入り口の前にテーブル席が幾つかあります。横の丘の斜面側にはテラス席があり、昼間は向いの丘にヴィンチリャータ城が見えるそうです。

席に着き、プロセッコをいただきます。
メニューには魚料理しかありません。
ワインはケルネルにします。

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まず、アペタイザーに「苺・マグロのグリル・サルビアソースのブルスケッタ」がきました。マグロが美味しく、この先の料理に期待できます。

冒頭の写真は1皿目、「Plateau 」€28。本来は生牡蠣、甲殻類、鮮魚のカルパッチョの盛り合わせなのですが、カルパッチョはなしで生牡蠣、車海老、手長海老、carabineros(エビの一種だそう)にしてもらいました。フランスで見るような足高のプレートに載ってきてびっくり。
手長エビは甘く、車エビは頭からなかなか切り離せないほどプリプリして新鮮。釣ってすぐに冷凍して運んだものを解凍したと思われます。
私が中央市場で刺身用にエビを買う時も、魚屋は皆冷凍ものを勧めます。遠い所で釣られて何時間もかけて届く生よりも、釣ってすぐに冷凍したものを解凍して使った方が新鮮さが残ると言うのです。でも私は冷凍物のやけにプリプリした食感があまり好きではなく、生で届いたエビの柔らかい食感の方が好きなのです。
carabinerosはちょっぴり解凍が足りず冷た過ぎでしたが、 牡蠣は大きいうえに新鮮でした。

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ここのシェフは斬新なアイデアが好きと友人に聞かされた通り、生魚にはあまり付けないような4種のソースが添えられてきました。右から苺・バジリコ・唐辛子・イタリアンパセリです。 でも、どれも主張が強く生魚本来の味を消してしまうので、ほとんど付けないで食べました。

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友人は「Le Tre Zuppette di Conchiglie ( arancia, erba cipollina, zafferano )〜貝類のスープ3種(オレンジ、アサツキ、サフラン)」€12。
私と友人はメニューを見た時に、ムール貝のスープ、あさりのスープ、シジミのスープのように3種の貝が別々にスープになるのかと想像しましたが、ムール貝とあさりのスープが3つのボウルに分けられ、それぞれオレンジ、アサツキ、サフラン味に仕上がっています。
オレンジが意外にムール貝と合います。

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セコンドに「 Involtini Gamberoni e Prosciutto ( con crudo toscano fiammati alla grappa )〜車海老の生ハム巻き(トスカーナ産の生ハム・グラッパのフランベ)」€20。
生ハムの塩気も相まって、結構しょっぱい。残念だけれど3匹でダウン。

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友人は「Gamberoni e Spigola ai Due Sali ( rispettivamente al maldon e al rosso delle hawaii )〜車海老とスズキを2種の塩で(マルドンの塩&ハワイの赤塩)」€24。
半端ない量の塩が載っています。写真の透明の粒々が塩です。エビはまるでかりんとうのザラメのよう。。。
友人は塩をよけて食べていましたが、それでもしょっぱい。
いくら美味しい塩とはいえ、素材の味を殺しては元も子もありません。

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お腹はいっぱいですが、新しいレストランなのでデザートの味見もしたく、1つだけ頼みます。「Flute di Panna Cotta con Goccia di Calvados e Crema Inglese〜パンナコッタ、カルヴァドスとイングレーゼソース添え」
これがありえない程に固いパンナコッタでした。私はふるふるが好きなのにぃ。ふるふる好きでなくても固過ぎです。フルートというシャンパングラスに入っているのですが、グラスに入れる意味がない固さです。ゼラチンを入れ過ぎたのか、これが彼等流なのか?

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その前に口直しに出されたレモンと苺のシャーベットは美味しかったです。

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店内は明るい木目調が素敵で、天井から下がる白いランプシェードも好きです。
壁には今は何も掛かっていませんが、これからは1月交代くらいで海にちなんだ絵や写真展をしていきたいそうです。

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左からオーナーのロレンツォ、シェフのダヴィド、食&ワインジャーナリストのレオナルド、カメリエレのサンドロです。

今回の料理の味付けは今ひとつでしたが、素材は新鮮でした。
フィレンツェで美味しい魚料理を食べられるレストランは少ないので、頑張ってほしいところです。


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CaveMare
Via Cave di Maiano 18/20 Fiesole
TEL 055-99963
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by italiawine | 2013-10-06 19:35 | フィレンツェ・レストラン