友人のKちゃんが日本からやってきました。
「どこ行きたい?」
『コストパフォーマンスのいい所!』
久しぶりにcarrettieraが食べたくなったので、じゃああそこ!
ロマーナ門から坂道を上った所にあるトッラトリア「Da Ruggero」に予約を入れました。ここは2回転制になっていて、19時半の開店時か21時の予約になります。
どうせその後飲みに行くだろうと思い、19時半で予約。
「名前は?」
『megumi!』
しかし案内された席に着くと、テーブルの上には「Legumi x 2」と書いた紙が。。。
Legumiってこっちでは「豆」という意味なんです。
いくらなんでもねぇ。
昔、私が働いていたエノテカ店主の弟は、1年間私の名前をこのようにLegumiと勘違いしていましたが、まさかここでも!
その内「エグミ」とかも出てきそうです。
写真のハウスワイン1/2リットル€6、かなり美味しくないです。白を飲みたい方はボトルで頼んだ方がいいかも。
さて、ここで注文必須なのは、「Spaghetti alla Carrettiera〜スパゲッティ・アッラ・カッレッティエラ」。フレッシュトマトにたっぷりのニンニク&唐辛子、イタリアンパセリのみで作るシンプルなトマトソース。でもこの辛み&ニンニクの旨味が病み付きになる味です。他の店のカッレッティエラも幾つか味見しましたが、ここのが秀逸。1度食べると、また食べたくなる味です。しかも€7という良心的な値段でボリュームたっぷり。熱々で来るのも嬉しいです。辛みで鼻水が出るのを拭きながらハフハフ食べます。
辛いものや熱い汁麺類を食べると鼻水が出るのって、私だけですか?
量が多いのを知っているので、セコンドは「Baccarà alla Livornese〜干鱈のリボルノ風トマトソース煮込み」を2人でシェアします。€15。2皿に分けて盛り付けてくれました。こういった気遣いって有り難いです。
それにしても、半分でこの量。多いな〜。
パスタは多過ぎて残したKちゃん、バッカラは完食です。今度は私の方が残してしまいました。
ドルチェにはぷるんぷるんのクレーマカラメル。€5。
これも半分こします。ぷるぷるで途中で倒れました。
他にもりんごのタルトや桃のワイン煮など、そそられる物が勢揃い。桃なんて綺麗なカラメル色で、どんなに食べたかったことか。でも、あまりにお腹いっぱいで入る余地がありませんでした。次回はカッレッティエラ1皿と、セコンドではなくアンティをシェアくらいでいいかも。そうすればドルチェまで辿り着けます。
私達のテーブル担当は、桜の入れ墨入りの髪を1つに結った男の人。いつもいて、とっても感じのいい人です。
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人気ブログランキングへTrattoria da Ruggero Via Senese 89r Firenze
TEL 055-220542
火・水定休