イタリアワインのこころ

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牡蠣を食べに Vivo・フィレンツェ

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最近のフィレンツェに於けるレストランの流行といえば、PESCE。魚です。
まるで雨後のタケノコのように、新しい魚介レストランが次々にオープン。

フィレンツェ名物といえば、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)。他にも希少で有名なキアニーナ牛、チンタ・セネーゼ豚と、どうもフィレンツェは肉、肉、肉というイメージ。

私が約6年間ホームステイしていたイタリアマンマの家でも、毎日パスタ、肉、パスタ、肉、肉、パスタ、という感じで、魚を食べるのは月に1度あるかないか。
フィレンツェ中心地でも魚を出すレストランは数える程しかなかったのが今までの現実。
やっぱり魚の恋しい日本人にとっては、この現象は嬉しい限りです。

把握しているだけで7件はある新・魚介レストランを、順に試していきたいと思っています。

今回ご紹介するのは「VIVO〜ヴィーヴォ」。
1904年から魚屋を営むマンノ家はまずトスカーナの海沿い、カパルビオにレストランをオープンし、このフィレンツェ店は2号店になります。
メニューは前日に水揚げされた魚によって毎日変化。
アンティ、プリモ、セコンドが日に3種類ずつで、何十種類もある観光客向けのレストランと違い、新鮮さを期待できそうです。

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それ以外に生魚がウリで、€1の海老1尾から選べます。
入ってすぐ右に、生魚を並べた大きなウインドーがあり、食欲をそそります。
ところが、メニューには牡蠣が14種類ありますが、実際は€2〜3の4つのカテゴリーに各1種、計4種類。14種のバラエティーに富んだ貝類も、実際は日に4種類程しかありません。ちょっと騙された感じ。

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私は3つの異なるカテゴリーの牡蠣を1つずつ(各€2〜3)、アカザ海老(€2)を2つ、赤海老(€2)を2つ選択。
牡蠣はいいとして、エビちっちゃ!!!
こんなに小さい赤海老、初めてみました。
アカザ海老はさすがに小さ過ぎると思ったのか、3つ乗っています。
新鮮ですが、この小ささはないなぁ。

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こちらは友人のタコのサラダ、€8。
確かメニューには「カリカリじゃがいもの巣に乗せて」みたいにあったので、私も友人もカゴ状にしたカリカリポテトの中にタコサラダの入った物を想像していたのですが、カリカリは上に乗っているポテトチップスだけ。ちょっと違いますねぇ。

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私のプリモ、白身魚のタリオリーニ、€9。
95%のパスタに5%の魚というくらい、魚の量が少な過ぎ。学食のパスタかい。
上のミニトマトもたったの1個分?
麺の茹で具合もちょっと硬過ぎ。
あまり美味しくなくても大抵は残さずに完食しますが、これは無理。半分以上残してしまいました。

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友人のセコンド、メカジキのソテー、€10。
味付けしっかり、ボリューム満点。
家で作ったような工夫も何もない盛りつけですが。

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まぐろのセコンド、€10。
これが1番まともだったかしら。
プリモは1種類しか頼まなかったので一概には言えませんが、プリモよりセコンドの方が得意な店なのかもしれません。

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ミックスフライ、€10。
ボリュームはありますが、特筆する点なし(←辛口!!)。

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デザートへ参りましょう。
ピエモンテ州の郷土料理ブネのアマレット添え。美味しいです(今回初めてこのコメントを見たような・笑)。

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友人のプリン。ブネに比べてシンプル過ぎ?

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そして、皆の笑いを誘ったのがこのパイナップル。
これはないですよね〜。
厚さ何cmですか?1cm?
パイナップルは消化を助けるということで、イタリアのレストランではよくデザートにあるのですが、4分の1くらいの物がどーんと出てくるのが普通。
なのにこれは一体?
しかも、他のデザートと同じ値段、€4ですよ。
完璧になしですね。

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100席あるという店内は、レストランというより食堂の雰囲気。
声が響いて騒がしく、対角線上に座った友人の声を聞き取るのも大変でした。

確かに、フィレンツェの魚介レストランとしては価格は低めです。
でも、セコンドのまぐろと、ちょっぴりしか魚の入っていないパスタの差がたったの€1、厚さ1cmの輪切りパイナップルとブネが同料金と、格差がアンバランスな気がします。
例外の品もありますが、全体的に価格は上げてもクオリティーを重視してほしいです。
グラスワインを飲みながら牡蠣だけいただくにはいいかもしれませんが、食事はもういいかしらという感じです。

VIVO dal mare alla padella
Largo Annigoni 9 A/B, Firenze
TEL 333-1824183

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by italiawine | 2016-07-18 00:01 | フィレンツェ・レストラン