見るだけで又食べたくなってくる、この新鮮な魚介たち。
麻布十番のイタリアンレストラン「トラットリア ケ・パッキア」でいただいた前菜です。
シェフの岡村さんとは外でお会いするばかりで、お店へはまだ1度も伺ったことがなかったのですが、ようやくこの待ちに待った機会が訪れました。
フィレンツェで知り合った友人からたまたま前日に「今度イタリアに行くんだけど」という連絡が入り、『今こっちに来ているよ〜』と返事をし「じゃあ何か食べに行こう」ということで急遽決まった夕食会。
不義理にしている友人のレストランが数件あるので、『何処にしよう』となったのですが、岡村さんには別件でも用事があったので『ケ・パッキアで!』。
10分程遅れてしまった私を待っていた友人(ごめんなさい!!)に出してくださったソプラッサータ。
基本的に苦手な詰め物なのですが、こちらの物はもう1切れ食べたくなる美味しさ。
早く着いた友人は結局20分以上も1人で待っていてくれたのですが、私が来るまでに1切れしか食べていないところが素晴らしい。私だったら4枚全部食べてしまっていたかも。
この後、上のカルパッチョをいただくのですが、初めて食べた生の鰆の美味しいこと。びっくりです。
コハダや平目、アワビなど6種類載っていたのですが、どれも丁寧に下処理が施されており、それぞれ違う味わいなのがすごいです。
それもそのはず、寿司の名店「すきやばし次郎」で魚について教わるという、勉強熱心な岡村さんの努力があるのです。
フィレンツェで、どの魚も平坦な味しかしないカルパッチョを食べ慣れている身には、同じカルパッチョという括りでいいのかと思ってしまうほど、この一皿は別物でした。
一緒に行った友人はイタリアンのシェフでもあり、友人なりに食べたい物が色々あったようですが、私の我儘を通してくれ、前々から食べたかったウニのリングイーネを2人でシェア。
2皿に分けてくれる心遣い。
シンプルで、美味しいです。
旅行・お出かけ部門に応募しています。
こちらも私の我儘で、揚げ物好きは避けて通れない仔牛のカツレツ。
中がほんのりピンクで、柔らかい。
しかも分厚い。
美味し〜い。
デザートは大好きなモンブラン。
ジェラートかレモンタルトを食べたかったはずなのに、私が味見をしたかったメリンガータにしてくれる心優しき友人。でも人の顔ほどもあろうかというそのビッグサイズに、2人がかりでも完食できませんでした。
もったいないお化けに謝らなくては。
焼き菓子大好きなのに、あまりにお腹がパンパンでこちらも食べきれなかったクッキー。
そんな私の気持ちが通じたのか、お土産にクッキーをいただきました♡
写真を撮り忘れてしまったのですが、とても丁寧に好みを聞いてくださるソムリエの方がいて、数種類のグラスワインを楽しむことができました。
いつも朗らか笑顔の岡村シェフ。
素敵な料理の数々、ご馳走様でした!
そして全ての我儘を聞いてくれた友人、楽しい時間を有難う!
↓ワンクリックで応援して下さい
「トラットリア ケ・パッキア」
東京都港区麻布十番2-5-1 マニヴィアビル4F