アジサイという花を、昔は好きではありませんでした。
梅雨を思い出させるからなのか。苦手なカタツムリのお友達というイメージが強いからなのか。
確固たる理由を思い出せないけれど、何故か好きではなかったのです。
ところがここ1〜2年、気になる花に一気に昇格しました。これ又理由もなく。
昔から額アジサイだけはどうにか嫌いではなく、最近様々な種類の額アジサイを見かけるようになったから、というのが1つの要因なのかもしれません。
町田市民にはお馴染みの、薬師ヶ丘公園へ行って来ました。
町田駅からバスで20分程の所にあります。
藤もツツジも終わってしまい、鑑賞できる花はないだろうと思っていましたが、ツツジが少し残っており、まだ菖蒲が既に咲いていました。
三脚を構えたおじさま達がちらほら。綺麗ですものね。
懐かしの池。
一時期この近くに住んでいたことがあり、良く遊びに来ていました。
昔は鯉が沢山いて、橋の上からパン屑などをあげたものですが、今は餌やりが禁止になっており、そのせいか鯉の姿が見られません。
それでも亀は健在。
小学校の写生大会で来たり、遠足で桜を見に来てこの芝生の上でお弁当を広げたりと、学校行事でも何度か訪れています。
他から移築した、江戸時代の茅葺き屋根の民家が2件あります。
お腹が空いたので、ちょっと一息たぬきうどん。
破格の1杯300円。麺は少し柔らかいですが、天かすに麩、ネギ、ワカメも入ってこの価格ですから。
300円なのに、ロケーションだって抜群。
藤の季節は素晴らしいでしょうね。
野菜の直売もやっていて、思わず新じゃがに小たまねぎ、グリーンピースを購入。
お腹を満たした後は、アジサイ園の方へ行ってみます。
これ、昔からよくある感じの紫陽花ですよね。
儚げな色。
紫も美しい。
白交ざりもいいですね。
咲いているアジサイはまだちらほらでしたが、この種類は満開でした。
ピンクも可愛い。
昔は小さな沼みたいな所に咲いていたハスですが、今では大きなハス田が作られています。
大賀博士が発掘したという、2000余年前の大賀ハスの見頃は7月下旬〜8月。
朝しか咲かないということで、夏休みの或る日、親に起こされて7時頃見に行った記憶があります。
友人と姉と一緒に、眠そうな顔でハスを背にして写っている1枚の写真をよく覚えています。
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