今回は、アルバの街を拠点に、ワインの生産者を巡る計画でした。
北イタリアのピエモンテ州クーネオ県にある、アルバ。
トリノからは50kmの距離にあります。
バスも出ているようですが、私はトリノから電車で移動。
ただ、トリノ最大の駅「ポルタ・ヌォーヴァ」からは「トリノ・リンゴット」駅で乗り換えをしなければならない為、旅行者の方は躊躇されるようですね。
しかも、その乗り換え時間はたったの5分。
予定時刻通りに到着することの方が珍しいイタリアの電車では、ヒヤヒヤ物です。
大きい駅ならホームが何本もあるので、移動だけでも大変。
リンゴットには、日本にもあるイタリアの食材店「イータリー」があるので行ったことはあるのですが、車で行ったので駅を利用したことはありません。
トリノのホテルスタッフにリンゴット駅の大きさを聞くも「わからないけれど、ポルタ・ヌォーヴァよりは小さいと思うよ」。
私もそれくらいは、大体想像できます!
乗り換えに間に合わないと、次の列車まで1時間待ちなのですが、ここは一か八か挑戦。
ポルタ・ヌォーヴァ駅を出発し、7分後にリンゴットに到着。
1番で降りようと思ったら、前におばさんが。
「すみません、乗り換え時間が5分しか無いので、先に降りてもいいですか?」と聞き、先に降ろしてもらいます。
優しいおばさんは『何処に行くの?』と聞き、更にアルバ行きの列車が出るホームまで確認してくれました。
お礼を告げて荷物を転がしながら走ってそのホームまで行くと、列車はまだ来ていません。
どうにか間に合いました!良かった〜。
そこからアルバまでは1時間11分。電車代は€5,75でした。
イタリアは、駅から中心地まで遠い街も時々ありますが、アルバは有難いことに、5分程歩けば街一番の目抜き通りに出ます。
目抜き通り沿いにある、サンタ・マリア・マッダレーナ教会。
1700年代初頭の建立。
内部は意外と派手め。
目抜き通りから1本入ると人通りもまばらで、落ち着きます。
本屋さんのウインドーに、ガイアのワインボトル。
トリュフ祭り期間中のせいなのか、洋服屋や靴屋など、あらゆるお店のウインドーにピエモンテワインがディスプレイされていました。
13〜14世紀建立のサン・ドメニコ教会。
18世紀に建てられた、サンタ・カテリーナ教会。
とても小さな街なのに、教会が本当に沢山あります。
こちらはドゥオーモ、カッテドラーレ・ディ・サン・ロレンツォ。
約500年の歴史を持ちますが、内部は先程の教会に比べ、随分モダンな感じ。
散歩に疲れたら、こんな木陰で一休みもいいですね。
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